今月は溜まりに溜まった未読の漫画を
洗いざらい読んでいる。
時には夜を徹して読んでいる。
漫喫に時々住んでいる。
今さらながら、先日やっと最終巻を読みました。
長かった本当に。
本当に楽しかった。
えー、私とあずみの出会いは…
とか、別にいらないっすよね。
言わずと知れた
孤高の女剣士のお話。
映画は見てないですけど。
ていうか、物語が進むにつれ
孤高になっていったって言うのが正しいかな。
作者の小山さんは本当にあずみの事好きなんだなぁ。
と思う。
作中で何人もがあずみに惹かれていきましたけど
その気持ち作者が一番わかるんじゃないの!?
っていうくらいあずみに愛を感じた。
物語はここでひとまず終わりました。
ストーリーのラストっていくつかあると思う。
そういう振り幅があるから色々想像を掻き立てられるし、
こうきたか!!って思う。
でもあずみのラストシーンはこの終わりしか無かったと思います。
あずみってそういう物語だったと思います。
選択肢がどんどんなくなって、行き着く先はあれしかなかったんだと。
登りつめた感がありました。
初めはもっと選択肢はありました。
でも仲間を失い、恋を失い、目的も曖昧になってきて
それでも進むしかなかったあずみの道はやがて一本になった。
切なさは後半どんどん増してきましたね。
だって女の子ですよ。
女らしい幸せは皆無で、ひたすら刺客として生きた。
そこがかっこよくて、たまらない魅力なんですけど
物語の終盤は最初の頃の無邪気で世間知らずで
偉い人にも無礼なことしちゃうような可愛いあずみが
めっきり見えなくなってしまって殺伐としてたなぁ。
あずみってかっこいい。とか単純に思えなくなってきて
戦ってるのが辛そうで、戦いの螺旋から本気で解放してやってくれよぉ!と思ったりもした。
天海が(あずみを保護してる偉い僧)
あずみは杭を打ち続ける宿命。
それを背負わされた運命だ。
みたいなことを最後に言ってたんですけど
それは逃れられない、逃れようのない事実だった。
無敵の女剣士はだからこそ輝くのであるもの事実。
あの強さで無欲で無垢。
けして殺人マシーン化せず戦い続けたからみんなに愛されたんでしょうね。
どうしようもない哀しみを引きずったまま
前に進むしかない運命を受け入れる。
個人的には、あーいう無欲だけど意志はしっかりしてる女の子の
キャラクターは好きです。
ついでに個人的に印象深い話は
きくちゃんの話でした。
かいつまんで言うとですね、
あずみを殺そうと思って接触してきた
女装をしてる男の子、きくちゃんがあずみと接するうちに
情が移ってしまって仲良くなる話なんですが、
最後はむごい殺され方をするんですね。
それを見たあずみは、きくに酷いことをした奴等を
自分の感情のみで斬りまくります。
あんな鬼気迫るあずみは、なかなかないです。
すごくかっこいいんだけど、これは本当に胸が痛んだ。
確か授業中に読んでて、次の時間は昼休みって時だったけど、
ご飯食べられなかったもんね。
そんな別れを幾度も繰り返し、
ついに完結したあずみが
なんとご存知の通り(もう連載開始して半年ですが)
ビックコミックスペリオールで『AZUMI」としてお目にかかれます。
実は私は『あずみ』連載終了を『AZUMI』連載開始で知りました。
えぇ?!どゆこと!どゆこと!
これが12月の出来事だったので
今『AZUMI』がどうなってるのか知りませんが
(コミックス出たら絶対読む)
連載第1回目を見たところ「???」って感じだった。
幕末なのにあずみがいる。
しかも何かテンション高いあずみだった。
同じ顔で同じ名前で別物として描いてるのか
ちょっとわかんない感じでした。
子孫?
にしても似すぎてねぇ?
それとも
~例えば幕末にあずみがいたら~
みたいな?
とりあえず、5月現在の段階でもう謎は解けてるかも
しれませんがそれはコミックスで見ようと思います。
とりあえず、私の青春の漫画がまた一つ終わり
んで、始まった。
小山さん本当あずみの事大好きだな!
私も大好きだ!
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。