感謝―その正体は

母の日に贈り物なんてここ数年していない。

いや、何か贈りたい気持ちはあるんです。
別にたいしたものじゃなくてもきっと喜んでくれると思うんです。

なのに東京に出てきてから贈っていない。
サザエさん見て「あ！今日は母の日！」って思う。

それ見て毎年電話はしてて
「いつもありがとうございます」的な事を言う。

今年もそんな感じでした。
 

本来なら母に感謝を的な日だから
私がなんかしてあげないとダメなんですけど

母の言葉に私が励まされてしまった。

幸せは絶対待ってるだけじゃこないよ。
自分で掴みにいかないと。

でも自分一人が幸せだって思っちゃいけないよ。

だけど、自分が一番幸せだ。って思わないとダメだからね。

そんな事言うんですよ。

なんかちょうど、最近人生サボってんなぁ。
って思っていて、そのツケがまわってきてるなぁ。

と感じていた時だったので
グッサリ刺さった感じだった。

やっぱ頑張ってない奴は、理想の未来は築けないし
自分が不幸だと思っていると、人に優しくなれない。

私の場合、辛いのは全部自分のせいだとわかっていたので
母の言葉は今の私を見透かして言ってるような気がしたよ。

離れて暮らしてから、よく母のすごさに気付く。
私が大人になったというのもあるんだろうけど。

うん。
やっぱすごいよ母。

 

 

これで「がばいばあちゃん」っぽい本出したほうがよい？
でもさー、うちのお母さん言って、本当よくしゃべるからさー、
広辞苑くらいの厚さになるかもしんない。

んで8割くらいは同じ話だけど企画通るかな？

あ、そうそう。
その電話で、昔私がよく言ってた言葉っていうのを
披露されたんですけど

あんたは「私は褒めて伸びるタイプだよね」ってよくお母さんに言ってたよ。

ってさ。

もー勘弁してよ。昔の私。
全然変わってないじゃないの。

全然覚えてないけど、それ完璧私だわー。
今でもそれ思ってるもん。

あーそうか。そうか。
ピンと来ちゃったよ私。

私が伸びないのは世間が私を褒めないからなのか！

 

 

 

 

いつか私の頭上にメテオが降るな。




 

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