wiiのスーパーマリオブラザーズをやって思ったんですけど、
マリオとクッパとピーチ姫の関係性に、今回は学ぶことが多かった。
マリオシリーズは全部やってるわけじゃないので、
数はわかんないですけど、私がプレイしたマリオのアクションゲームは
だいたいピーチ姫をクッパがさらって、それをマリオが助ける仕組みです。
ファミコン時代から変わることのない図式です。
もちろん今回もそうです。
で、今回のマリオで私気付いてしまったんですよ。
クッパとピーチとマリオの関係には、切ない大人の事情がある事。
25歳にもなると、そういうのピーンときちゃうのかもしれません。
クッパは知っている。
自分がピーチ姫とどうにかなるなんて、絶対ありえない事。
鏡を見て思う。
こんな怖いんだか、滑稽なんだかわからないような俺に
彼女は触れられたくもないだろう。
けして手に入れることのできないお姫様。汚すことなんてできない。
いつもさらっても、どうしていいかわからなくて、ぶっきらぼうな態度しか取れない。
だけど、誘拐せずにはいられない。だって好きだから。
そんな風にしか愛情を表現できない自分を呪いながら。
ピーチは知ってる。
クッパが本当は優しい心を持っている事。
あんな外見からは想像できないくらい本当は繊細な事を。
最初は、自分はマリオと戦う為の道具だと思っていた。
むしろ、こんなにしつこくマリオに戦いを挑むのは、
マリオの事が好きなんじゃないのかって疑ったくらい。
それもありかも。なんて思いながら。
だけど、毎回退屈しないように各ワールドにつれて行ってくれたり、
危険な場所に同伴させられる時には、自分に危害が加わらないように配慮してくれる。
素っ気ない態度だけど、けして乱暴な事はしない。
私が大事な人質だから?
違う。
何度もさらわれる内に、気付いてしまった。
クッパがそっけないのは、愛情の示し方がわからないからだと。
手さえ握れないほどシャイな人。
クッパ城にマリオが近づくのが、最近は少し悲しい。
いつも負けるのに、マリオに戦いを挑むその姿に、その語らない背中に、
愛情を感じ始めている事にピーチは気付かないように、今日も助けてってマリオに叫び続ける。
マリオは知っている。
ピーチのクッパを見る目が、いつの頃からか敵を見る目ではなくなっている事。
それでもピーチがマリオの名を呼び続ける限り、何度だって助けに行く。
ピーチが自分の気持ちに蓋をしようとしているように、
自分もまた何も知らないふりをして、今日も砂漠を越え、海を越え、空を越える。
君がそれを望むなら、俺は道化になって何度でも迎えに行く。
全てが終わるその日まで。
誰かが踏み出せば途端に崩れてしまうバランス。
予め決められたシナリオをなぞる。
そして歯車は回り続ける。
それは3人がそれぞれで決めたルールだから。
fin...
そうか。そういうことか。
だから何度もピーチはされわれるし、クッパは倒されていく。
何か真相に触れた気がする…っ!
というような事を、
必死になって話ながらクッパ城をやったら、
完全に手元がお留守になってしまってマリオ10人位死にました。
もうその話いいから。倒しちゃってよ。
って死んだ魚の目をしたような友人に言われました。
で、できないよ!
クッパの気持ち知っちゃったら、できないよ!
ていうのにも、そろそろ飽きてきてクッパを溶岩の中に落としました。
だけど、その想いは忘れないよ。って今も思ってます。
P.S
wiiのマリオは残機が普通にやってても、6面くらいで99機とかになっちゃうので、
一つ一つの面が難しくなっていても、アイテムの配置もかなり甘めだから
余裕あるプレイができます。
だけど一旦はまると、10機くらい連続で死ぬこともあって
難しいのかゆるいのか表現が難しいです。
つーか、2人プレイのほうが一人でやるより全然難しい。
協力じゃなくて邪魔でしかない。
自分より下手な人とかすごい上手い人とかとじゃ辛い。
同じレベルじゃないときつい。でも楽しかったです。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。