先週ドキュメンタリー映画を見た。
Coccoの旅を追うドキュメンタリー。
今までこんなにも
何の解説もいらないドキュメンタリーって
あったんだろうか。
人の想いは
こんなにも伝わるものなんだろうか。
ドキュメンタリーや彼女に対して
閉鎖的なイメージがあるなら
尚更見て欲しいと思う。
この映画は彼女が何を想い歌うのか(生きるのか)を描く
Coccoという人物の紹介みたいなものだった。
そんな映画は
ファンじゃなきゃつまらないよ。
と思うかもしれないけど
そんなことなかったです。
ひょっとして
誰もの心の琴線を震わすものなんじゃないかって
奇蹟のように思う映画。
それくらい
私は彼女が思うことが
わかりすぎるくらいわかった。
共感と言えば薄っぺらい感じがするし、
かと言って
Coccoは私だ!
とまで言えばちょっとイタイ。
そういうんじゃなくて
私だけが感じたことでないはずだけど
彼女の想いは極めて私の個人的なところで響いた。
私しか持ち得ないもののようでいて
同時に
全ての人が持ち得るものであった。
心の在処は人それぞれ違えど
そんなものに影響を受けず
Coccoの事をずっと見てたっていう人も
そうじゃない人にもきっと届いたはず。
私は彼女の大ファンってわけでもないし、
ましてや彼女に救って欲しいとか
感じたこともない人なんですが、
オープニングで泣いてしまった。
映画が終わる頃には
泣き疲れて劇場から出るのが恥ずかしかった。
Coccoに対して
ちょっと行き過ぎた印象があった私は
正直彼女の持つ独特の雰囲気は
過剰な自己演出だと思っていたし
絶対この人の事はわからないだろうなって
思いながら歌を聴いていただけで
特にわかろうともしてなかったんだけど、
確かに純粋すぎる人だとは思うけど
全然難解な人ではないと思う。
周りが勝手にそんなイメージにしただけのような気がした。
(もちろん普通の人ではないのだけど)
あれ?この人こんなに綺麗だったっけ?
って何度も思いました。
笑顔と涙の似合う人です。
素直で無垢で
どストレート。
無邪気で傷つきやすい魂を持つ素敵な人。
まっすぐな言葉は退屈で
時にリアリティに欠けて
相手届かないことが多い中で
彼女ほど誰かを思い
何かを伝えようと明確にわかる人はいないんじゃなかろうか。
彼女の思い出の一部になれたらいいなぁ
とさえ思ってしまいました。
ただぼんやりと思う事は
私は彼女の事は詳しくは知らないんですが
少しだけ知ってることは
昔は歌うことを排泄だと言ってたくらいだから
歌うことは何かを伝える手段ではないし、
歌で何かをしようなんて思ってなかったんじゃないんだろうか。
でも今は多分違うんだろう。
歌は排泄じゃなくなったんだろう。
それが今みたいな穏やかさに繋がってるんだろうけど
それを良しとしないリスナーもきっとたくさんいるんだろう。
今と過去は切り離せないものだとしても
私は歌うことを愛す今の彼女が好きだって事。
それに歌うとすごいオーラだと
改めて思った。
単純に歌姫としての姿は憧れるものがあります。
漫画みたいな生き方を地で行く人。
それでいてそれが絵になる人。
普通に憧れてしまいます。
是非観れる機会があれば見て欲しいです。
私は来週あたりもう一度見てこようと思います。
最後に
これはネタばれになるので
読みたくない方は引き返して下さい。
映画の中でCoccoが沢山のファンの人達に
短冊に願いを書いてもらいます。
その短冊を米軍基地建設予定地に
Cocco自らの手で結びに行くんです。
その予定地にはジュゴンが居て
その住処を奪って欲しくなくて
彼女は短冊を結ぶことでその願いを託します。
その後
米軍基地の建設は違法という裁判結果が出て
現在建設の中止を視野に入れた計画の再検討が行われています。
まだ建設が中止になったわけではないけど
少しでも彼女たちの声が届いたのかと思うと素敵だなぁって思うんです。
でもしばらくして
その短冊は何者かによって燃やされてしまう。
それを知った時に
Coccoがしようとしてることは
そういうことなんだなぁって思った。
何かが叶っても、どこかが傷ついて
そういうイタチごっこみたいな
前進と後退が繰り返されるもの。
まるで人生そのものみたいだなって思って
変な感慨があった。
不思議と絶望はしなかった。
ただ続いていくことを断ち切ってはいけないと思った。
諦めたらいけないと思った。
雰囲気のある映画と雰囲気だけの映画
この映画は間違いなく前者だと思ってます。
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さてさて、私の近況ほど面白くないものはないんですけど、
新年一発目ということで
ちょっとくらいいいかな。たまにはいいかな。
ってことでお付き合いくださいません?
実家にね、帰ったんですけどね。
帰省すると思考が停止するんですよ。
飲むか食べるか喋るかの3択しか実家にはない。
そんなことしてると
漫画のこととか、将来のこととか
全然考えなくなるんですよ。
あれ?今日は何日だっけ?
って帰省3日目にして思うから。
しかも年越しは車の中。
初詣行く途中で明ける2009。
雪が降ってるもんだから、神社の階段怖いし。
田舎だから、初詣行くと必ず知り合いに会うし。
引いたおみくじは2年連続の末吉。
何かの間違いだ。って思ってもう一回引いたら
末吉。
三度目の正直に賭けてもう一度引けば
末吉。
神は再三にわたって私に末吉と念をおしてくれた。
まだ耐えなさい。
耐えれば幸運はきっとくるから。
ってみんなに書いてありました。
それ、去年も書いてあったんだけど、
いつまで耐えればいいの?
地デジになるくらいまで?
私の家のテレビはそこまでもたなそうなんですけど。
なんてたって95年製のブラウン管。
最近映像乱れます。
東京に帰ってくる直前に
地元にあるテーマパークに行って来たんですけど、
そこは鳥がたくさんいるんですよ。
餌とかやれるんですけど、
私は動物が好きなのでかなり浮かれてました。
そこで、
白鳥に思いっきり指を噛まれてしまいまして、
人差し指が親指みたいに腫れた。
くちばしって実はギザギザしてる。
すげー痛いです。
でもその後
ペンギンとふれあえるっていう
魅力的以外に何者でもない時間があって
ペンギンを抱っこしたんです。
ペンギンの毛って堅そうじゃないですか?
そう思って抱っこしたんですけど、
柔らかいのね。
そんで
あったかいのね。
38度も体温があるんだって。
もう可愛くて。
指噛まれたのなんか忘れちゃうくらいで、
ルンルンで帰る途中、
下りる階段で
足の指が攣って階段から落下。
結果として、お尻にでっかいアザ。
帰りの新幹線で痛すぎて座れなくて
片尻上げた状態での東京入り。
疲れました。
そのせいか、仕事始めの今日は体調が悪くて
午後から仕事にしてもらったんですけど、
今日は会社の有線がずっとミスチルだったんです。
仕事始めにはすごい素敵。
午前中から会社行けばよかった!
それが年始めで一番良いことだった。
無理して会社きて良かった。
私の幸せはこんな感じです。
さぁ、今年も頑張ります。
目標はただ一つ。
漫画をたくさん描くこと!!
もう今年はそれしかしない!
それ以外はしなくたっていい。
でもとりあえずアザが治ってからで。
あーーーーー!
除夜の鐘聞くの忘れた!!!
今気づいた…
来年216回鳴らしてくれないかな。
今年最後のブログになります。
今年はどんな一年でしたか。
素敵な一年だった?
忘れたい一年だった?
全然記憶に残らない一年だった?
記録より記憶に残りたい一年だった?
さてっと…
振り返るかな…
・・・・・・
えーっと…
ギブアップってあり?
うーんっと…
振り返るのっておぞましい。
素敵な思い出だってありますけどー
ありますけどー
芸能人と握手した!とか。
でも、まぁね…
ざっとまとめると両親とか悲しんじゃうんじゃないかって
くらい頑張ってなかったかもしれない。
最近の楽しみは、もっぱら年末年始の番組だし。
自分から目を背けるようじゃ
まだまだだな。自分。
あ、もうすぐ24歳になっちゃう!!
(忘れよう忘れよう忘れよう忘れよう)
(今はこの時期の特番のことだけ考えよう)
私が私の先祖なら神に掛け合って、
神罰を下すね。
どどーん!って。
人差し指で。
でもね、この時期ってどうも浮かれちゃうの。
どんなに自分を戒めても
全然ヘッチャラなくらい楽しい!!
だから、
この場で辛気くさくなってもしょうがねーじゃん!
ってことで。
煩悩は除夜の鐘が消し去ってくれるらしいし、
余裕じゃん?
最後は除夜の鐘頼み。
って思ってたら、
神罰は下った。
完全に24日の夜は寝込んでいた。
お酒も飲んでないのに頭がグラグラ。
予定は明石家サンタを見る。
くらいしかなかったんだけど。
ちょっとダメージだね。
まぁ、ちょっとだよ。
あーあ!
景気悪すぎだろう…
不況の煽りを受けちゃいすぎだろう…
私の給与明細って間違ってない?
妹にお年玉くらいあげたいんですよ。
今さら千円とかじゃ、かっこつかないでしょ?
でも軽く2千円くらいしかあげられないっぽいよ!私。
ありえねぇよ!姉ちゃん!
大人でしょ?大人でしょ?
そんで2千円とかありえーねよ!
って言われちゃうじゃん。
私、死んじゃうのかな?
ご飯食べられなくて死んじゃうのかな?
って何度か思ったよ。
あと残す予定は…
冬コミと実家に帰る。だけ。
そんで今年やり残したことは…
HPとかHPとかHPとかHPとか。
あ、HPで思い出したけど
今年は全然ゲームしなかった年でしたね。
DSは箱から出してさえいない。
もう新しいバージョンが出てるのに。
そう、そんな一年。
それでは、次回は毎年恒例
『新年!今年の抱負!守れなかったら死刑!~口だけ達者~』
の巻をお送りします。
最後に、
今年、
ネット界の荒野『たぬき哲学堂』に来てくださった皆様。
ありがとうございました。
来年もこの調子で成長もなく、長ったらしく、
この不況を駆け抜けていく予定なので
よかったら、
こう、チラっと見る感じでOKだから、
遊びにきて下さい。
よいお年を。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。