パナソニックが発売している電池
『EVOLTA』
超長持ちな電池。らしい。
その電池のCMを最近通勤電車の中の
テレビモニターで見ることが出来る。
内容はこうだ。
背中に『EVOLTA』を背負った
17cmのロボット『エボルタ』が電池の力だけで
グランドキャニオンに登る。
大自然の驚異
ご存知グランドキャニオンは
断崖絶壁が連なる峡谷。
世界遺産にも登録されてる地球の神秘。
エボルタは530.4mの絶壁を6時間くらいかけて登り切る。
っていうCM。
表情も変えず(ロボットだから)
淡々と規則正しく(ロボットだから)
6時間かけて少しづつゴールに向かうエボルタ。
その小さな体が大自然をバックに
ポツリと映し出される。
逆光になって、空とエボルタしかいない。
孤独で、そして愛おしい。
地球でたった一人。
(あれ?そんな映画今やってない?)
そんなふうに見えてならない。
エボルタに孤独な魂を見た私は、
朝から泣きそうになりました。
そして想像する。
エボルタは電池実験の為に開発されたロボット。
彼は日々実験の為酷使されている。
疲れたとか辛いとかの感情もなく黙々と命令を遂行していく。
そんなエボルタには
実は電池実験の他にもう一つの役割があった。
『自分の心を探す事』
エボルタはロボットだ。
一度プログラムされたことは忘れない。
でも同時に二つの事はできない。
毎日繰り返される実験。
その一つ一つは全て最優先の命令であり、
それを遂行していくだけで容量はいっぱいだ。
心はなかなか探せそうもない。
それに一日の実験が終わると充電に回され
スリープ状態にされてしまう。
そして朝にはまた新しい優先事項が生まれている。
エボルタが開発されて3年。
心の在処を探せないまま
この日を迎えた。
今日は実験の集大成。
グランドキャニオンに登る日だ。
充電は満タン。
エボルタの孤独な戦いは始まる。
途中、雨が降り、風が鳴り、
きまぐれな天気にもめげずに黙々と登り続ける。
目の前のミッションを達成することだけが
エボルタの思考を支配する。
長い戦いだった。
約6時間半。
530.4mの崖の上。
エボルタは立った。
眼下に広がる大峡谷。
果てのない空。
数千万年をかけて川が大地を削り
創り出した地球の歴史。
彼はその景色を綺麗だと思った。
その時
“ミッションコンプリート ココロヲミツケマシタ”
プログラムがそう告げた。
-完-
もう号泣ですよ。
会社とか行ってる場合じゃねーって話しなんですよ。
CM見て10分くらいそんな妄想をして
会社着いて、仕事そっちのけでEVOLTAのHPに行ったら…
エボルタのキャラ設定にビックリ。
生年月日:2008年1月15
性格:その明るさは一緒にいる人に元気を与え、
誰とでも仲良しになる。負けず嫌い。
1度決めた目標は、どんな困難があろうとも、立ち向かいます。
・・・・・・・・
あいたっ!!
全然孤独じゃない。フレンドリーもいいとこ。
その上負けず嫌いときたもんだ。
限りなく人間っぽい。
ちょーギャップ!!
そっか…電池だもんな。
元気ないとだめだよね…
馬力が命ですもんね。
しかもHP行ったらエボルタの心を探せ!的なゲームもあって
悲しかったです。
だって
エボルタの心はグランドキャニオンにしかないはずですから。
しかも普通に難しくてセーブまでして
未だにクリア出来てないって話。
CMはHPの方で見れます。
悲しいけどCMの裏側とかも見れちゃいます。
<http://evolta.jp/>
エボルタのやつ全然孤独じゃない。
スタッフとか現地の人までわんさかいて
登頂に成功した時
ブラボー!
プュィィィ~(指笛)
って飛び交ってます。
ついでにヘリも飛んでます。
もうすっごい人気者。
かるく妬けます。
そして最後に朗報。
そんな元気なエボルタですが
只今プレゼントキャンペーン中につき
クイズに答えれば抽選で3名の方に当たるらしい。
しかもロープ付。
お家で一通り登らせて遊んだら
ロープは恋人に使うなり雑誌を縛ったりと用途は多種多様!
即応募したのは言うまでもありません。
あったかくなる事を書きたいよ。
優しい人間になりたいよ。
今朝早く目覚めてしまって近所を散歩してたら
本当に周りに誰もいないくて
世界で自分が最後の生き残りみたいな気がしてきて無性に泣けた。
でもその時、
携帯が鳴ってメールが来た。
タイトル:こんな時間になんですが
本文:
やべぇ。飲みすぎた。
まだテンション高いので
朝6時ですが、今から遊びに行きます!
勝手に行きます!
友人からそんなメールが届いて呆れたけど思わず笑ってしまった。
私は部屋を掃除する為に来た道を
急ぎ足で引き返した。
とか
そういう感じのやつをポツリと書いていきたい。
道に咲いてる花が綺麗だった。
とか素で書けるようになりたい。
日常のワンシーンを
ディレクターズカットでお送りしたい。
でも、
私が書くと嘘っぽいでしょ?
このブログで改めて自分の思ってる事とかを字にして
気づいたんだけど
私って、すっげ卑屈じゃね?
卑屈を絵に描いたような性格。
もっと可愛いこと書けないのかよ。
孫と手を繋いで歩くおばあさん。
とても微笑ましい画なのに
今からこの二人はおもちゃ屋に行って
孫から色々ねだられるんだろうな。
少ない年金と死んだじいさんと二人で貯めた
少しの貯金でやりくりしてる
おばあさんになんてことしやがる!!
って
勝手な想像をしてしまう。
卑屈だ。
もしくは性格が歪んでいる。
とも言う。
後悔日記みたいになってる。
だいたい嘆いている。
しかも時事問題とかじゃなくて
超個人的な事で。
神様。
いつか私もなれるでしょうか?
優しい人間になれるでしょうか?
あ、それと神様。
おそれながら申し上げますと
もし私の心を正常化してくださるならば…
私の死亡推定日なんですけど
それによるとちょっと早めの26年後なので
結構急ぎ目にお願いします。
私が芸能人でハマるのは必ず音楽をやってる人です。
今まで俗に言うファンっていうのになったのは
バンドやってる人ばかり。
中でもボーカリストを無条件に尊敬している。
同じ人間なんだろうか‥
同じたんぱく質で出来た人間なんだろうか‥
って見ながら思う。
そしてファンクラブに入り
ツアーの度にライブに足を運んでは金欠になったり
その歌を聴くために全国を行脚する。
俳優さんでもかなり好きな人が一人いますが
ミュージシャンほどがっつりはまらない。
そら、出演作はだいたい必ず見るし
舞台挨拶とかは行きますけど、
そんくらいです。
多分私の中で
歌っていうのはすごく特別なんだと思う。
私は漫画が大好きで特別なんだけど、
同時にすごく身近で気軽な物だと思っている。
変に神格化とか崇拝とかはしたくない。
漫画は『読むぞ!』って思わなくても読めるけど
音楽は『聴くぞ!』って思わないといつも聴けない。
精神的にやたら落ち込んでる時とか、
すごく満たされてる時みたいな
感覚が敏感になってる時しか聴かない。
心に響かせる為に聴くものという感覚が強いから
音楽っていうのは(歌ってる人含めて)ちょっと崇拝に近い。
多分それは、私は音楽をあんまり聴かないし
特定の好きなアーティストしか聴かないから
それが全てみたくなっちゃうんだと思う。
漫画で一番好きな作品は決められないけど
音楽で好きなのなら一番を決めれる。
それだけ私の中の音楽は狭い。
これは勝手なミーハー心が剥き出しなだけかもしれないけど
音楽っていうのは歌い手の声質や容姿や雰囲気も含めて音楽だと思う。
この歌はこの人だから響くんだ。って思うことは多々あります。
別の人が本物よりどんなに上手く歌い上げても
心に響くものが違う。
それは漫画にも同じ事が言えると思うんですけどね。
画力や構成力とかのテクニックがいくらあっても、
同人はやっぱり原作を越えられない。
ただ、音楽と漫画が違うのは
漫画は作者自身はあくまで主役じゃない。ってこと。
本人は見えない所にいて、私達が見る部分は
作者が創り出したキャラクター。
漫画より作者が目立つと萎える時がある。
でも歌は目立っていいじゃないですか。
目立ってなんぼだし、それがフロントマンの仕事だし。
自分自身が商品でもあるし。
お前自身が楽器だぜ!みたいな。
カリスマ性が絶対必要ですもんね。
ボーカリストっていうのは
作品の作り手(漫画で言えば作者)であり
キャラクターでもある(漫画で言えば登場人物)でもある。
しかも形の無いものを発信してるんですよ。
CDとかはまぁ形あるものだけど
声や音は見えないものじゃないですか。
見えないものなのに、こんなにも人を虜にしちゃうんですよ。
5分そこらの時間で私の心を鷲掴みですよ。
瞬発力がスゴイ。
私は形ないものを発信する人を尊敬する。
形のないものの代表格っつったら、
『愛』とかじゃないですか。
人類の永遠のテーマみたいな。
それを表現できる人もスゴイじゃないですか?
歌ってる人もそれと同じようにスゴイ。
ぶっちゃけ、歌は雰囲気さえ伝われば心に届くと思う。
でも、その雰囲気だけで元気が出たり泣いたりできる。
漫画だとそうはいかない。
雰囲気だけなんとなく伝わるじゃ涙も感想もでねぇ。
正直歌っていうのは
無限だと思うし、敵わないなって思う。
でも私の場合音楽は
沢山はいらないんです。
大好きなものだけ少しあればいい。
私のipodの中身は
あ、そういや私ipod持ってなかった。
調子のってすいません。
ゴホン。
私のMP3ウォークマンの中身は
10アーティストくらいしか入ってない。
特別思い入れのあるものしか聴けないのは、
音楽そのものを愛してないからかもしれない。
私の好きな歌を歌う人が好きなだけかもしれない。
それでもその人から歌を取ったらきっと好きじゃなかった。
音楽をこよなく愛する人々とは随分違った
愛し方だと思うけど、私にとって音楽っていうのは特別だ。
歌はそんなに日常なものじゃない。
だからNO MISIC NO LIFEじゃない。
でもよく行くCD屋はタワレコ。
音楽とそんな向き合い方しかできないのが
コンプレックスだったりするけど
(すごい音楽に詳しい人と話すと
その人が音楽を純粋に愛してるが伝わって申し訳なくなる)
これからもきっとそんな風にしか愛せないだろうな。
でも好きです、音楽。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。