昔はよかったってよく言うけど、それ本当に時代のせいか?っつー事を言いたいんです。
音楽だったり、本だったり、デザインだったり。
果ては日本っていう国そのものの話だったり。
昔のほうがエネルギッシュだったとか、こだわってたとか、
最近は骨のある作品や人がいない。とかよく聞くじゃないですか。
まぁファッションとかは違うかもしれないけども。
新しいほうが常にいいのかもしれないけど、
すごく多様化してきてるから人によっては
昔のほうがよかったって言う人もいると思うんですよ。
じゃあ、聞くけど。
そのよかった頃っていつよ?
そうすると大抵、それぞれの青春時代くさいね。
箸が転んでも笑っちゃうお年頃。
12歳くらいから20歳くらいの頃ね。
特に17歳とかすげぇよ。
こんな感受性ばんばんの時に触れたもんなんてね、
そりゃ、すげー影響力ですよ。
世界がすべてそれ!ってくらいのものになりますよ。
人はその情熱を忘れられないんです。
だから昔のほうがよかったとか時代のせいにして言っちゃうんですよ。
あの頃の感覚や集中力はすごいもんでもう二度と戻らない。
あの煌めきは時代とかじゃなくて、私自身がトランス状態だからできた技であって、
受け取るアンテナがちょっとビンビンだっただけ。
ちょっと喉が乾いて飲む水と、
サハラの真ん中でやっと見つけたオアシスの中で飲む水は
どっちが美味しいかって事。
同じ水なのに。
みたいなね。
だからあの時ほど熱狂できないからといって、
その作品や時代自体を否定すんのはどうかって思うようになったんです。
そんな事を思ったのはこの間、
過去15年間のJ-POP!みたいな番組を見てからなんですけど。
私はNO MUSIC NO LIFEでは残念ながらないので
あんまり音楽に触れないでここまで来ました。
人並みに聞くけど、洋楽とかも有名なやつしか聞かないし、
いかついヘッドフォンをしてレコード屋に行ったりはしたことない。
音楽への情熱は全部漫画にとられたかもしんねぇ。
それくらい毎日本屋には行くけども。
それでも私の青春時代1994~2003くらいまでの
J-POPならめっちゃ歌える。
心、めっちゃ躍る。
小室ファミリーとかまじで熱い。
シャ乱Qってすげぇ。
90年代のJ-POPってすごいよ。
そんで、最近のJ-POPのヒットチャートに対して
文句いってる自分がいた。
最近中身ない曲多いわーとか。
最近のヒットチャートってなんか空気違うとか。
この瞬間ハッとしました。
今、10代の子達はきっとこれから年を重ねていく中で
ゼロ年代の音楽を素晴らしいと思うだろうし、
少なくとも私のように最近の日本の音楽シーンってさ、
みたいなことは言わない子が多いと思う。
時代が悪いんじゃない。
今の風潮が悪いんじゃない。
音楽だけに限らず、いいと言われるものが多様化してきている今日この頃。
可能性は広がるばかりなのに!!
私が…か、変わってしまった…の…
年を重ねると、感受性も低下してくる上に、
色々なものを見てきている分目も肥えます。
素直さや純粋さと引き替えに。
昔は10冊本を読んだら4冊はくらいは胸にささるのに、
最近では10冊中1冊胸にささればいい。という感じ。
素晴らしい作品はきっと昔と変わらずこの世に溢れているのに
それをキャッチするアンテナが老朽化しているんだなぁ。
この年で言うことじゃないんだけどなぁ。
とりあえず、昔はよかったとかやたら言う大人になるのはやめよう。
でもジャンル的にはもう案外大人。
だから私はいつまでも少年の心を持ち続けることを誓いたい。
兄貴(哀川翔)の如く朝4時に起きて川に行ったりして、はしゃぎたい。
わんぱくの名を欲しいままにしたい。
これ、永遠のテーマ。
てっきり消滅しているかと思った我が城。
まだ陥落してません。
遠い星の誰かがもしかして見ているかもしれないですから。
いやいや、一人も傍観してくれないとしても私は戦いますから。
きっといつか誰か一人でもいい。
心に響けばいいって思ってるから。
まぁ、そんなこと全然思ってないんですけどね。
本当にずっと書いてなかったなぁ。
私は何か書かないと死ぬって思ってたけど、案外生きてました。
でもそろそろ死にそうになったから戻ってきました。
まず最近の出来事でも書いてみます。
仕事を1つ辞めました。
2つやってた仕事の1つを辞めて、これからはもっと自分の時間を
作らないと本当やばいと思ったんですよ。
私が崩壊すると思ったんです。
その辞めた仕事っていうのが本当にしんどかった。
かっこよく言えば文章を書く仕事だったけど、実りのない仕事だった。
でもお金がなかったもんですから、やってたんです。
でもね、お金は時間を犠牲にして手に入れてるもんなんですよ。
もうこれ以上時間を犠牲にすると多分禿げる。
そう思ったので3月でめでたく退職と相成りました。
その前に私、引っ越しをしました。
仕事1つ辞めるから家賃もしんどくなってしまうというわけで
区民じゃなくなりました。
同じ夢を見る女の子と同居することになりまして。
本当ね、誰かと一緒に住むとか想像もしてなかった。
孤独を愛してやまないキャラクターですから、
あぁ…不安だ…とか思ってたけど全然平気だった。
一緒に住む子の性格によるところがでかいんだけど、
付き合いも長いし、こんな私が一緒に住めるくらいだから
すげー気安いんだな。
出会った頃はまさか一緒に寝食を共にするなんて思ってもみなかった。
ただ困ることが1つ。
そんなうちらの関係を、どういう友達?って聞く人がいること。
これはねー、すげぇ困る。
出会いは7年くらい前に遡る。
住んでいる環境も場所も違う私達は、ある掲示板で出会った。
そう、すげーありがち。
でも、想像してみて?
それってすげー人に言いにくいから。
7年間もメールとか電話だけで友情を深めるって何か怖いでしょ?
お互い全然友達がいなくてたまたま入った掲示板で意気投合みたいな。
暗い二人の切ない友情みたいに君の瞳に映ってないかい?
そんな目で見られること多々あります。
そら、7年の間何度も会ったりしてましたよ。
でも近くにいる友達に比べたら圧倒的に時間を共有していない私達。
なのにすごく自然に友情を育み、めでたくゴールインみたいに
なってますからね。
私はどんな出会いであれ、きっと唯一の人を見つけられると思うし、
恥じることはないんだけど、
いつも二人して、どういう出会いか言えないのでありました。
でも、まぁそうやって新生活が始まり悲しくも順調に年を重ね、
ますます頑張らないといけないと思いました。
今年はもう3月だけど、今年の目標を発表します。
つか今年度の目標ね。
たぬき株式会社の運営するたぬき哲学堂は3月が決算で、
前年度はかっつかつで、後半失速してますから、
今年度はもっと感性を磨くとかより、技術磨けっていう目標でいきます。
なので、4月からは籠もります。
籠城作戦。
ひたすら机に向かおうと思います。
今やらないでいつやるんだ。
マメにブログも書きたい。
すっかりカビが生えてるHPもお届けしたい。
よし。ちゃんとしよう。
描いたり作ったりの日々を。
そんな決意表明。
を12月にしたばかりだったことを今さらながら思い出して、
自分で書いた記事を読んで凹むっつーか爆笑しました。
成長ってなんだよ。
そういうの18歳くらいで終わったんじゃねーの?
つーことでたぬき行きまぁーす!
たぬき研究所。
通称タヌラボへようこそ。
研究員のハラダスイです。
ここで行われていることは、主に再生成です。
では、再生成とはなんでしょう?
例えば、すごく好きで死んじゃいそう!って
くらいの漫画や歌があるとする。
まぁ、絵画だったり、写真だったり、役者でもなんでもいい。
そういう、自分に多大な影響を与えるものを
目の当たりにした時ってさ、
何とかしてその与えられたものを、
自分の中で具現化して、得意分野に反映させそうとするじゃん?
私だったら、漫画にとか。
そういう人多いと思うんですが、
ジャンルは違えど、その素晴らしいって感じた“何か”を
掴もうと必死になっちゃうじゃん?
得たものを自分の中で、何かの形にして
排出する。
これが再生成。
まぁ言う程たいしたことじゃないし、
みなさんされてることだと思うんですけど、
私はいつもこの作業の時に、現実とのギャップにがっくりくるんですよ。
えっと、私はミスチルが好きなんです。
まぁどれくらい好きかなんて書いても意味ねぇなと思うんですけど、
確実に今の私にある大きな部分(どこだかはっきりわかないけども)を
形成しているんですよ。
ないと生きていけない。そんな時期もあった気がします。
人生誰しも道に迷います。
私は22年間で一番迷走していた頃が今からおよそ10年前。
ザ★思春期で、もう孤独で本気で死ぬって思ってた時。
彼らの音楽に出会いました。
あの頃は、もう本当に何がなんだかわかんないくらい
とりあえず迷走していて、
誰といても分かり合えない気がして、孤独って漢字を
辞書で調べちゃうくらい思春期で、
ちょっぴり人間不信で、でも、本当は死ぬほど人を信じたくて
救われたくて、足掻いていました。
ドキュメントタッチでお伝えするならば、
「その時一つの小さな孤独な魂を救った」ってなもんですよ。
彼らの音楽はそんな中で一筋の光だったんです。
いや、まじで笑うかもしないけど、冗談でなく。
その時期の人格形成ってそののちの人生でかなり大切な部分を
担うんじゃないかって思うんです。
彼らははそこに著しく貢献してくれたんです。
似たような人はきっとたくさんいるでしょう。
もちろん、その救いがミスチルじゃなくて、
ほかのアーティストだったり、本だったり映画だったり、
スポーツ選手だったりする場合もあるでしょう。
私の場合がミスチルだっただけで。
それでも、今はないと生きられないというような存在ではなく、
そこまで依存しなくても頑張れるわけなんですが、
なんでかっつーと
昔からよく考えてることなんですけど、
『目か耳かどちからを失うとして、どっちを選ぶか』
という問いを自分にした時に、
ある一定の時までは目だと思ってました。
漫画読めなくても歌が聞きたい!って思ってたんです。
でも今は、耳だと答える自分がいます。
それは、やっぱり私が聞くことよりも
描くことを選んだからなんだなぁ。
歌さえ聞けたらそれでいい。っていう時代は終わって、
今はちゃんと自分の足で歩いていけてる!ってことでしょう?
自分に一番大切なものを見つけれたということでしょう?!
生きがいがミスチルだった自分から、
ちゃんと自分の中に生きがいを見つけれたわけですよ!
これは成長だよなぁ。なんつって自分に浸って
喜び勇んでライブに行くわけですよ。
と、すると、毎回めちゃめちゃ落ち込んで帰ってくる。
ここでやっと再生成の話に戻りますが、
ライブに行く
↓
歌聞いてみる
↓
再生成を試みる
↓
本物がすごすぎてできそうもない
↓
何か自分がすげー恥ずかしくなる
↓
あれ?私、ちゃんと生きてる?
頑張ってる?
↓
と、とりあえず歌聞こう!
↓
・・・・(泣く)
私のいつものパターンです。
本当は元気を分けてもらうっつーか、
何とか生きてる毎日のね、糧になるように
ライブに行くわけじゃないですか。
なのに落ち込んで帰ってくっからね!
どんだけ失礼なんだっつーの!
それもこれも、私の過剰な自意識のせいなんです。
ミスチルの歌を聴いて、触発され、
何かを再生成するには、タヌラボの実験装置はしょぼすぎるんです。
ナノサイズの生物を、小学校の理科室にある
顕微鏡で見ようとしてるみたいなもんじゃないのかって。
なのに、自分はちょっと無謀なところがあり、
うまく再生成できるんじゃないかって思う。
自分のこと過信してる節がある。
NASAにだって、チャレンジの付録についてくる
顕微鏡で乗り込んで、研究してやるぜ!みたいな。
で、いつも撃沈して帰ってくるんです。
だってさ、すごすぎるじゃない?
ミスチルって同じ人間なの?って思うもん。
大きすぎて私が再生成をできる域を超えてる。
そんなことで落ち込む私の過剰な自意識。
でね、これもまた自意識の塊のような目標なんですけど、
自分の中で決めてることがあります。
ミスチルのツアーは1年半~2年に1回くらいあります。
ツアーに行く時は前回のツアーの時より今回のツアーの時のほうが、
自分に自信が持てていrか心がけています。
要は2年間で、そんだけ自分に恥じないように
生きれるようになったか確かめに行くんです。
ライブの最中に、落ち込んでしまったら、
前回から成長してない証拠。
そう思って10年間ライブに通ってまいりました。
ずっと、ずっと落ち込みっぱなしでした。
比べるものの大きさや、自分の小ささは重々承知。
それでも、落ち込まずにはいられない。
もっと自分を好きになりたいよ。
唯一って誇れるものが欲しいよ。
タヌラボもそろそろ新しい環境で研究したいよ。
そう、ライブに行く度に思う。
そして、今回2007年のツアーで、
私は、自分のこと少し好きになってしまったかもしれないと
感じてしまったんですね。
10年目にしてやっとですよ。
相変わらず再生成できない悲しみはありますが、
昔のように歌は私の背中を押してくれる存在であることを再確認して、
ちょっとは前に進めているかもしれないと思いました。
ここ数年の私は煩悩に支配されて、
歌を聴くのに集中できてなかったかもしれない。
もっと、素直に聞くことをもう一度しなきゃならないんだな。
てなことをね、ライブが終わってからそっこー書こうと
思ったわけですが、うちのネットおかしい。
切れたりする。
まじで困る。
今日は調子いいから、私も調子乗って書いたけど、
断続的に切れたりするからホムペどころじゃないんすけど。
こんな夜は、ミスチルの『天頂バス』の歌詞が浮かびます。
『だから自分のせいと思わない とか言ってないで やってみな』
はい。肝に銘じます。
でも、ネットは私のせいではないと思います。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。