泣きそうになるくらいに緩やかに下降していくテンションの中で
ついに口をついて出た言葉は
「おお振りの世界に行きたい」
心の底からそう思った。
これは心とかを越えた剥き出しの魂の叫び。
もうダメだぁ。
現実よりも執着したい世界が漫画にあったりすると困る。
自分にがっかりしてる時は、尚更困る。
その世界に全力で逃避行してしまうから。
漫画は結構好きですけど、この世界に行きたいなぁと思うのは、今のところ2つしかない。
まず少年漫画の世界は絶対行きたくない。
過酷すぎる。生死がかかってくるものが多いし、
スポーツも、もはや人間じゃねぇっていう人と渡り合わなきゃいけない。
ギャグだって命がけだ。頭から流血しても、目が飛び出ても、途中退場は認められない。
少女漫画もしんどすぎる。
片思いの相手はモテまくってるし、付き合ったところで振り回されちゃうし、
元カノは出てくるし、気持ちはすれ違うし、恋愛にどんだけ人生を注いじゃってんの話ですよ。
当たり前ですが
自分が夢中になって読んでるものが、行きたい世界には直結はしません。
もちろん
夢中になって読んでない漫画のほうが、行きたい世界ってわけでもないです。
ただ、「おお振り」と「よつばと」の世界は、もう行きたい。そこで生きたい。
現実でやらないといけない事が、目の前に山みたいになってるのに
キラキラしたいんだよ!
こんな前後左右もわからないような洞窟の中にいるみたいな日常、もう嫌なんだよ!
もううんざりなんだよ!このモノクロームの世界はよぉぉぉぉぉぉ!
そう叫んで、おお振り最新刊まで全部読み返したら
土日が終わって、気付いたら月曜の朝が来ていた。
冷静になって手帳開いて、全然何もかも進んでない予定。
容赦なく始まる仕事。
ちょ、もう、どうにかしてほしい。
こんな魅力的な漫画与えないで欲しい。
夢から醒めているはずなのに、全然現実が受け入れられない。
だから真剣に願う。
彼らが野球を愛するのと同じくらいに。
この現実をスライドして次元さえ越えて、連れてってくれないかな。
高校野球を本気で応援する私になって、その世界で羽ばたくから。
月曜になってもまだ現実に帰ってこれないほど
全力で漫画の神様の元でまどろんでいる。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。