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この脈絡のない頭の中には漫画の事とたぬき的哲学がある。略して「たぬ哲」。
2024/11/26 (Tue)06:42
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2010/03/24 (Wed)23:02

最近面白い漫画を読むとよく泣いてしまう。
別に泣くようなシーンではなくても、泣いてしまう。

もう素晴らしくて、素晴らしくて
作者の表現力に感動し、そんな面白い漫画に出会えた事に感動し、
果ては日本という国に生まれた事に感動する所まで発展して、
感情が高ぶって泣く。

この間、イトーヨーカドーで漫画読んで泣いた時に
もうこりゃダメだ。と思った。

考えると、私が泣くシーンっていうのは
キャラクターの感情がこっちに100%伝わった時です。
要するに、作者がこの人物はすごく焦っている。とか伝えたいとして、
その『すごく』の部分がちゃんとこちらまで届いてくると、感動してしまう。

漫画の中には、強い感情が溢れていて
怒りや悲しみや喜びとか満載なんですよね。
だから、読んでいる方は強い想いに慣れてしまっているんです。

でも、そんな強い感情の連続の中で、どれだけ本当にその強さは
伝わってるのか読みながら最近考えます。

ピンチなのに、全然ピンチな感じがしないとか
すごい怒ってるのに、恐くない。とか
そう感じることも当たり前になっている。

でも、あります。
何その悲しみ?何その決心?何その切なさ?
あなたの感情がダイレクトに私に伝わって、物語に作用して
ちゃんとドラマチックになっていますよ。と感じる時が。

作者とキャラクターと私が、寸分違わずピターっと揃った感じ。

まるで漫画と共鳴してるみたいな感覚。
これは私の涙腺を破壊して、じゃんじゃん涙を落とす。

好きだけど別れないといけない切なさや
甲子園優勝の努力と友情とか
そんなんじゃなくていい。

ひやひやする展開や、先の見えない絶望でも泣いてしまう。

要は作者がこう見せたいと思っているであろうものが
ブレずに届いてくるとたまらんくなる。

たまにすごく笑える場面でも、共鳴すると泣いてしまうのは
ちょっと作者に悪いなと思ってしまうけども。
笑いながら泣いているんだけど。

深っかーいメッセージとかは、読解力に個人差あるから
100%は理解できないものも多いと思うんですよ。
私なんて、みんなが見てる部分と全然違うところで、
ほほう、コレは深い…とか一人で勘違いしてることもあります。赤面です。

だから、そういうんじゃなくて
もっとわかりやすい、表に出ている感情がちゃんと伝わってるか。

悲しいのなら、本当に悲しい。
誰かを救いたいなら、本当に救いたい。

そんな単純な部分で伝わればいい。
(そこはきっとすごい難しい)


名作と言われる漫画は、読んでおいたほうがいいと思うのは
そういう所がちゃんとしているからです。


例えば、新しい戦士が誕生したとする。
その名もコミック戦士ブラックインク。
漫画と共鳴して変身するとかなら、私は時々すごい強い戦士に変身できる気がする。
そのシンクロ率を上げればもっと強い戦士になれる。みたいな。
修行風景はひたすら漫画読んでる。

そんな修行なら喜んでやりたい。
そんで日々素晴らしさに涙して暮らしたい。
そんで超強くなる。

 


あれ?

私多分不安定だな。




今コレ読み返して思った率直な感想です。




 

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このブログの実態
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そんな自分に時々疲れます。

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