現在のWJの3大漫画は誰がどう見ても
ONE PIECE、NARUTO、BLEACHだ。
私はどれもすげぇ面白いと思う。
コッミクスもちゃんと買っている。
でも長く続く漫画の宿命であるのは
ドキドキ感が薄れていくって事です。
漫画の期待度が一番わかるのは
本屋で新刊を見た時の自分の胸の高鳴り。
巻数を重ねるとそれが淡泊になっていく。
まぁ、人それぞれドキドキのツボは違うし
あくまで私に限っての話なんですけど、
ワンピとNARUTOは新刊見た時のドキドキが
2年前くらいから薄れてきている。
そら、面白いですよ。
そんなん面白いに決まっている。
天才ですもん。
だけど、ちょっと失速気味。
(私の中だけの話しです)
しかしごく稀に長期連載でも
ドキドキが色あせないものがあります。
新刊出てると、ぃいやっほーい!
ってテンション高めになっちゃう漫画。
長期連載組inジャンプ3大巨頭の内の一つ。
BLEACHです。
前置きが長げぇ。っていう台詞
聞き飽きたよ。ってくらい
毎度長い前置きを経て今回の本題は
BLEACHです。
私、何でかこの漫画がめちゃめちゃ好きなんですよー。
私はもともとキャラを丁寧に描く作品が好きで
台詞とかにこだわってる漫画が大好物。
ハンターを好きになったのも多分それが一番大きい。
連載当初から好きだとは思っていましたけど
あるキャラクターの出現によって
作者のキャラ作りに心底惚れてしまった。
彼女の名前は砕蜂。
数あるエピソードの中でBLEACH史上
一番好きなのは砕蜂と夜一の話。
最近本誌で砕蜂が出ていたので
今更あの二人の話の事を考えてました。
全然その漫画読んでません。
っていう人にはあまりに不親切な内容なので
すっとばしてくれて構いませんので。
100年振りに夜一と再会した砕蜂のお話。
あれを読んで感じたことなんですけど。
以下読書感想文です。
砕蜂は本当は夜一のことを全然憎んでなかったと思う。
憎むとしたらきっと自分のほうだった。
最後の選択に入れてもらえなかった
自分の存在の軽さに絶望したんだと思う。
それが
「どうして連れていってくださらなかったのですか」
の言葉が出るまで気付かなかった。
夜一に対して吐いた憎しみの言葉。
こんがらがった感情が時間をかけて憎しみに変わっていても、
それは砕蜂がぐらつかないで生きる為に自然と張った防御壁。
憎しみはきっと自分の中にあった。
目の前に現れた夜一の姿を見て
多分砕蜂は一瞬で許した。
そんな気がする。
泣けた。
泣けたよ。
本当はずっとこの100年の間自分を責めてたんじゃないのか。
そんな砕蜂を想像するとまじで泣けた。
少年漫画に出てくる女の子って
ちょっと存在が薄い場合が多いじゃないですか。
だから女の子のことで泣くことってあんまり無かったんだけど、
砕蜂にはやられたね。
(あ。そういやワンピのロビンちゃん過去話でも号泣したな。)
長期連載ではストーリーはもちろんだけど、
何よりキャラが立ってないと読み続けることができないと思うんです。
強烈な個性とかも必要だけど、
そればっかじゃ感情移入できないし、
逆に個性的でもリアリティーがなきゃそのキャラは埋没してしまう。
ブリーチは少年漫画だから、外見は個性的に仕上げてるけど、
普通のおっさんとかもいるじゃないですか。
基本的には人間の形してるし。
顔だけ見ると普通だなって思う人も
ちゃんとキャラの個性がしっかりしてる。
あー、この人はこういう小粋なこと言うよね。とか
いちいち思うんですよねー。
台詞に気を使ってるのが分かる。
言葉をただの言葉として使わない。
ちゃんとキャラに喋らせる。
そのキャラにしかできない言い回しをさせてくれる。
そういうキャラを生かす細やかな心配りを
あの膨大な量のキャラクター達に全てできてる。
多分、そこだな。
私がこんだけ長期連載してるのに
ドキドキして新刊を待っている所以は。
基本的にキャラみんな好きですから。
どうでもいいのとかあんまりいないですから。
だから必然的にいつも目が離せない漫画なんです。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。