私はしばしば自分に絶望します。
特に本当にがっかりするのは自分の理解力のなさ。
自分で漫画描いたりする人が
理解力や読解力がないなんて致命的なんじゃないかなぁ…
そう思うと結構夜も眠れない感じになります。
ちょっとひねりのきいた話とかあるじゃないですか。
エヴァンゲリオンとかガンダムとか。
エヴァはアニメ版は全部見たんですけど、
多分6割~7割しかわかってない気がします。
ガンダムは見ながら、
「ねぇ、どうして罠だってわかってるのに行くの?」
「どうして都を攻めるはずだったのに仲間同士で相打ちしてんの?」
とか見てるうちから聞きまくる。
うざい以外なんでもないと思う。
だから多分ガンダムも7割くらいの理解率。
それで、最近特に自分の理解力のなさを痛感した作品は
『ハウルの動く城』
この作品は多分4回くらいは観てるんですけど
やっぱわかんない箇所がちょいちょいある。
で、自分なりに解釈したりするじゃないですか。
それを人に話すと、え?何それ?って顔される。
だから私の見解は当たってるのかまったく自信がもてない。
100%憶測で、ものを言ってるわけじゃないし、
アニメを見ながら見落としてるシーンがないか
何度も見て自分なりに理解するんですけど、
それがどうやら、てんで見当違いっぽい。
いくつかハウル関連のサイトを回ったり
いろんな人とハウル議論を繰り返して知った、みんなの意見を聞いて
自分の推測がいかに、物語を理解してなかったか判明したので
記念にココに記しておきます。
ていうか、みなさん本当によく考えているなぁ。
と感服するものばかりで自分の小ささを再確認できました。
ありがとう。
ではたぬき哲学堂的考察~ハウルの動く城編~
正解発表。
まず、
1.ハウルが後半髪の毛がずっと黒いことにどういう意味があるのか。
私なりに考えた結果:
ハウル的に黒髪がブームだった。
ソフィーにおまじないをめちゃくちゃにされて
気に入らない髪色になってしまってからもう金髪はその事件を思い出すのでやめた。
誰かが言っていた素敵な考察:
ハウルは変な髪の色になったことを嘆き、美しくなければ終わりだと悲しみます。
でもそんな姿を見てソフィーは「その色も素敵よ」と誉める。
サリマン先生に仕える少年を見て思うに、
ハウルも彼女の下で同じ様な姿で、美しさを求められていたに違いない。
しかしハウルの地毛は黒だということが子供時代の彼からわかるように、
ありのままの自分の姿を受け入れてくれたソフィーの前では、
本当の自分をさらけ出すように飾らなくなるから。
2.ハウルの偽名がソフィーの帽子屋と同じ名前だった理由。
私なりに考えた結果:
偶然。
それを見てソフィーは運命を感じたと思う。
この出会いはきっと何かを示唆しているんじゃないかしら。と
ソフィーに思わせるためだけのもの。
誰かが言っていた素敵な考察:
この名前の一致から分かるように、
ハウルはソフィーに出会う前からソフィーのことをずっと知っていて、見ていたわけです。
最後でわかることですが、ソフィーは幼いハウルに一度出会っている為、
(ソフィーはそのことを忘れてしまっている)
それを思い出してほしくてペンドラゴンという名を使っている。
ハウルの呪いを解く鍵はソフィーが握っているので
彼女が思い出してくれるのをずっと遠くから見て待っているのです。
3.途中引っ越しをすると言い出したハウルがソフィーの店を再現した理由。
私なりに考えた結果:
あのハウルの態度からするに完全に偶然。
(ソフィーの家だと知らずに造った)
あまりにも普通にあの家造ったので
ハウルは魔法使いだから、ソフィーの潜在意識を読みとる力があるんだなー。
それを具現化したらあの家になって、だから多分あの家は
ソフィーの思念が造ったんだなぁ。と思った。
誰かが言っていた素敵な考察:
これも偽名がソフィーの帽子屋と同じ名前だったことと同じ理由です。
ソフィーと出会ったのは偶然ではなくハウルの確信犯です。
最初にナンパ男からソフィーを助けたのもただの正義感ではなく
ソフィーだったからです。
荒れ地の魔女に追われているのに、お荷物のソフィーを連れて一緒に逃げたのは
ソフィーと一緒に歩きたかったからでしょう。
結局それを荒れ地の魔女に見つかってソフィーがハウルの弱点だと
気付かれて呪いをかけられてしまうわけです。
目からウロコってこういうことを言うんだね。
もちろんここで書いた方々の憶測が正しいのか判断する術はないけど、
少なくともすっごい納得したし、理解力や読解力がすげーと思いました。
てか私の憶測のハンパないアホさに吃驚されたことでしょう。
私はその倍吃驚もうんざりもしています。
ちなみに一番好きなハウルは髪の色が失敗した後に
自室のベットで寝てる時のちょっと長めの黒髪ハウルです。
ハウルになら心臓取られたっていいー!!
って思います。
でもハウルは美人しか相手にしないわよ。
ってまんま返されそう。
所詮私は町娘Bです。
←押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。