家と駅とを繋ぐ道の途中にコンビニがあります。
そのコンビニの側に一つ置いてあるベンチ。
私はそれを見るのが好きだ。
いや、ベンチフェチとかじゃない。
正しくは
ベンチに座っている人間を見るのが好きだ。
そこのコンビニは大学や高校の近くにあるんですけど、
私が帰る夜7時くらいには必ずと言っていいほど
学生(とおぼしき人々)が座って談笑している。
それを見るといつも甘酸っぱいものがこみ上げてくる。
いや、妊娠の可能性とかないです。
なんつーの?
青春…ぽい。
しかもコンビニってとこがいい。
そこで買ったアイスとかジュース食べたり飲んだりしながら
ちょっとけだるそうに話す若者の姿は私の胸を打つ。
まじやることねー
次どこいく?
もう帰ろうかな
あ、タバコちょうだい
そんな他愛のない会話。
持て余す時間。
まさに青春じゃあないですか!!
(あ、この会話とかは私のお得意の想像なので
実際はどんな会話が飛び交ってるか知る由もない。)
私も似たようなことしてたなぁ。
バイトがない日は限りなく暇で
友達と公園でダラダラ話したり、
やることがなくても真っ直ぐ家に帰ることなんかなかった。
今思えば
毎日の予定が白紙ってすごいことだな。
友達と過ごす放課後は予定なんて呼べるほど立派な遊びはしてないし、
それは眠ったりご飯を食べるのと同じくらい生活の一部だった。
ただ時間を潰すだけの、だけど、心地よい時間だった。
今みたいにきっちり遊ぶ日を決めて人に会うなんて
あまりなかったような気がするよ。
コンビニのベンチにはそんな青春の日々が詰まっている。
あぁ 美しき青春の日々よ。
そのベンチを見るともう戻らない日々を
胸が痛くなるほど思い出すと同時に
ムラムラします。
うん。
えっと。
例のベンチなんですけど、
座ってるのが男子学生二人組(限定)だと
すっごくドキドキします。
いや!別に何でもかんでもボーイズラブってわけじゃないです!!
私そんなBL好きじゃないですから!
あ、あの
せめて言い訳だけさせて下さい。
多分、
思春期で学生でコンビニで放課後ってところ
限定でのムラムラだと思います。
トリプルリーチかかってる。みたいな感じです。
その限定されたシチュエーションの中にだけ存在する
男同士のあの雰囲気。
友情以上の“何か”
もちろん恋とかではないですけど
何か特別な“何か”ある気がするんですよ。
それを見た気がして
ものすっごくいいもの見たな。って思います。
んなもんねーよ。って?
わーわーわーわーわー
聞こえません。
私は正直そのベンチに集う青春の塊の中に
男同士の友情を探しているのかもしれません。
もっと言えば友情以上の危うい何かを。
でもさ!
しつこいようだけど最後にもう一度言わせて!
私がそんなこと思うのは
ごく限られた状況の中だけだからね!
その辺、念頭に置いてもう一度読んでみると
『若い男の子同士の放課後の風景inコンビニ編』
に潜む甘酸っぱさに共感して頂けるかもしれません。
月日は流れ私はすっかり腐ってしまった。
汚れちまったよぉ。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。