田西!!
お前ほどかっこ悪くて要領の悪い奴なんて見たことないよ!
なのに何でちょっとかっこいいんだよ!
毎度どうも。原田です。
毎度のことですが今日も私の胸に突き刺さった漫画について
自分勝手に語っていきたいと思います。
今日の作品は「ボーイズ・オン・ザ・ラン」
最終巻が最近出まして、全10巻なんですけど、読破しました。
人気が出てくるとずるずると連載を伸ばす傾向にある
漫画が多い中、久々にいい幕切れの漫画でした。
簡単に説明するとですね、
主人公「田西」が好きな女とヤレるかヤレないか。
って話です。
これだけ書くと、それで10巻も?!って感じだけど
一応大筋はそうです。
けれどね、その好きな女を手に入れる為には
いつもボスが待ち受けてるわけ。
そのボスを倒さないと欲しいものは手に入れられない。
その図式だけ見ると正当な恋愛漫画みたいですけど、
全然違う。
壮絶さがハンパない。
つーか、ボスキャラのやり口がえげつねぇ!
ボスはいつも理不尽な暴力でもってして
田西をボコボコにしちゃうんです。
純粋な田西の気持ちなんかにほだされたり絶対しないの。
だからもちろん戦うしかない。
それが負け戦であろうとも!!!
不条理な圧力に屈したくないけど、
自分の能力が及ばない為にされるがままになる田西。
能力が及ばないのは何を隠そう自分のせいなのだが
そこで腐ってちゃダメだろ!
それでこの単純な田西は頑張っちゃうわけですけど…
努力をしてもやっぱりかなわなくて、
最後は諦めるか自爆を覚悟してつっこむか。
どちらの道を行っても大凡救いはない気がします。
それでも正面きって小細工なしで戦うことに
意味があるって信じたいじゃないか!
非力な人間は負け続けなければいけないのか。
否!
そう、証明してくれよ!
最後は読みながら自分も叫んでしまいそうでした。
あんなにかっこよさの欠片もない不安定な職業の
メタボ体系の男が最後の最後でおこした奇跡を
できるだけたくさんの人に見て欲しいと思う。
負け続けた人生は確かに自分のせいだけど
それで死ぬまで諦めてたら死ぬほど辛い。
頑張るより辛い。
頑張ったからといって綺麗にリセットできないのが人生でも
田西みたいにやぶれかぶれで頑張るってことに意味があんだ。
本当にそう思う。
人間っていいよ。
捨てたもんじゃないよ。
ヒューマンバンザイ!!!
この漫画は一貫して人が必死に頑張る姿を描いている。
その背中に励まされずにはいられない。
かっこ悪いけど。
絶対退屈も中だるみもしない漫画だから全ての人にすすめたい。
私も頑張ります。
そんで、これくらいアホな漫画描きたい。
ちくしょー。最後はちょっと泣いちゃったじゃないか。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。