銀河が生まれ、星が生まれ、生命が生まれ、人が生まれ、文明が誕生して
その歴史から見たら一瞬にも等しいような生命ではあるが
私は今地球に生まれ、生きている。
そんな大きな流れからすれば、私の生活も希望も絶望も一瞬だ。
するもしないも意味は等しい。
今私が見ているこの空は
遥か昔、シュメール人がメソポタミア文明を築いた時も
ペルーでナスカの地上絵が描かれた時もずっとその真実を見てきた。
幾千の夜を越え、今もただそこにあるのみ。
その孤独はどんなものか。
私はその空を毎日見上げる。
私と同じ様な命は、星の数ほどあって毎秒消えては生まれる。
だからこの悲しみはとても小さい事で
それこそ、紙で指切っちゃったくらいのもんで
身体の比率からしてあまりに小さい事なんです。
だからたいしたことは全然ないんです。
欲しくて欲しくて、手に入らないけど
どうしても欲しいものがこの年になってもまだある時、
私はそうやって次元を越えて救われようとします。
ていうか、
近頃では自分が救われる方法ってこれしかないんですけど。
自分の存在を超俯瞰で見る。という方法。
客観的っていうか、もう銀河系から見下ろす感じで
そこには個性さえなくて、人間も草花の境目もない。
そんな世界での自分を思うと、今の現状とかその他諸々の事、超平気になります。
心の傷がでかすぎる時に、精神を宇宙に飛ばして
問題そのものをミクロ化するっていう。
どんだけ共感できることか。
いやいやいや、行きたい方向はそっちじゃない。
全然お呼びじゃない。そんな救われ方望んでない。
だいたい、それ全然救われてない。
だけどやっちゃう全力の逃避行。
行き先は宇宙。
要するに私は、自分の得られなくてどうしようもないことは
いつか地球も太陽も滅びる日が来るっていうのと同じくらい、
世界に蔓延る食料問題、貧困、エイズ、災害、戦争と同じくらい、
世界規模で、宇宙規模で、どうしようも無いことにして下さいよ。お願いしますよ。
じゃないと苦しいんですよ。って思っているから
圧倒的に大きな力をもってして、どうしようも無いことなんですよ。って言われたいんですよ。
神様に「君は明日からずっとボールペンのキャップをはめる仕事の人」って
言われて、ずごい絶望するんだけど、神様なんかに言われたら
しゃーねーなって思って、そら明日からボールペンのキャップをはめますよ。
例えばそれくらいの仕方無さを漫然として待つ。
あぁ
今日もまた来たよ。宇宙タイム。
もう
蒸しパンになりたいよ。
wiiのスーパーマリオブラザーズをやって思ったんですけど、
マリオとクッパとピーチ姫の関係性に、今回は学ぶことが多かった。
マリオシリーズは全部やってるわけじゃないので、
数はわかんないですけど、私がプレイしたマリオのアクションゲームは
だいたいピーチ姫をクッパがさらって、それをマリオが助ける仕組みです。
ファミコン時代から変わることのない図式です。
もちろん今回もそうです。
で、今回のマリオで私気付いてしまったんですよ。
クッパとピーチとマリオの関係には、切ない大人の事情がある事。
25歳にもなると、そういうのピーンときちゃうのかもしれません。
クッパは知っている。
自分がピーチ姫とどうにかなるなんて、絶対ありえない事。
鏡を見て思う。
こんな怖いんだか、滑稽なんだかわからないような俺に
彼女は触れられたくもないだろう。
けして手に入れることのできないお姫様。汚すことなんてできない。
いつもさらっても、どうしていいかわからなくて、ぶっきらぼうな態度しか取れない。
だけど、誘拐せずにはいられない。だって好きだから。
そんな風にしか愛情を表現できない自分を呪いながら。
ピーチは知ってる。
クッパが本当は優しい心を持っている事。
あんな外見からは想像できないくらい本当は繊細な事を。
最初は、自分はマリオと戦う為の道具だと思っていた。
むしろ、こんなにしつこくマリオに戦いを挑むのは、
マリオの事が好きなんじゃないのかって疑ったくらい。
それもありかも。なんて思いながら。
だけど、毎回退屈しないように各ワールドにつれて行ってくれたり、
危険な場所に同伴させられる時には、自分に危害が加わらないように配慮してくれる。
素っ気ない態度だけど、けして乱暴な事はしない。
私が大事な人質だから?
違う。
何度もさらわれる内に、気付いてしまった。
クッパがそっけないのは、愛情の示し方がわからないからだと。
手さえ握れないほどシャイな人。
クッパ城にマリオが近づくのが、最近は少し悲しい。
いつも負けるのに、マリオに戦いを挑むその姿に、その語らない背中に、
愛情を感じ始めている事にピーチは気付かないように、今日も助けてってマリオに叫び続ける。
マリオは知っている。
ピーチのクッパを見る目が、いつの頃からか敵を見る目ではなくなっている事。
それでもピーチがマリオの名を呼び続ける限り、何度だって助けに行く。
ピーチが自分の気持ちに蓋をしようとしているように、
自分もまた何も知らないふりをして、今日も砂漠を越え、海を越え、空を越える。
君がそれを望むなら、俺は道化になって何度でも迎えに行く。
全てが終わるその日まで。
誰かが踏み出せば途端に崩れてしまうバランス。
予め決められたシナリオをなぞる。
そして歯車は回り続ける。
それは3人がそれぞれで決めたルールだから。
fin...
そうか。そういうことか。
だから何度もピーチはされわれるし、クッパは倒されていく。
何か真相に触れた気がする…っ!
というような事を、
必死になって話ながらクッパ城をやったら、
完全に手元がお留守になってしまってマリオ10人位死にました。
もうその話いいから。倒しちゃってよ。
って死んだ魚の目をしたような友人に言われました。
で、できないよ!
クッパの気持ち知っちゃったら、できないよ!
ていうのにも、そろそろ飽きてきてクッパを溶岩の中に落としました。
だけど、その想いは忘れないよ。って今も思ってます。
P.S
wiiのマリオは残機が普通にやってても、6面くらいで99機とかになっちゃうので、
一つ一つの面が難しくなっていても、アイテムの配置もかなり甘めだから
余裕あるプレイができます。
だけど一旦はまると、10機くらい連続で死ぬこともあって
難しいのかゆるいのか表現が難しいです。
つーか、2人プレイのほうが一人でやるより全然難しい。
協力じゃなくて邪魔でしかない。
自分より下手な人とかすごい上手い人とかとじゃ辛い。
同じレベルじゃないときつい。でも楽しかったです。
20年くらい付き合いのある友人がいます。
一緒に笑い、一緒に悪巧みし、一緒に怒られ、一緒に泣いた。
あいつが警察のお世話になれば、必ず隣りに私がいたし
私が校長室に親子共々呼び出されたら、必ずあいつが親子で次に順番待ってた。
小学校から高校まで一緒で、田舎で生徒数も少なかった地元で
同じクラスになったのは小学校1、2年の時のみ。
二人を一緒にしちゃいけないって
近隣の学校でリストが回るくらいの悪ガキでした。
高校卒業後は、お互い地元を離れて頻繁に会えなくなったけど、3日に一回電話する。
“100万円もらったら”とか“芸能人と結婚するなら誰がいいか”とか
そんな高校生のような実りのない話しを飽きることなくする。
そんな友人の事を今日は書いてみたいと思います。
彼女はとにかく良く食べる。
そして、ダイエット!ダイエット!と繰り返している。
だけど持ち前の意志の弱さでいつも食べ物の誘惑に負ける。
時々東京の私の家へ遊びに来るのですが
その度にこっちでしか食べられないものを食べたがる。
限界まで食べて、お腹をぱんぱんにした友人が言った言葉が忘れられない。
『食べたいものがありすぎて時間が足りない』
もうそれお前のキャッチコピーでいいんじゃないかな?
またある日の会話で、
最近の少女漫画について話していた時。
最近の少女漫画のノリってどうよ。って話になりまして
男の顔がみんな似てるとか、主人公の女子の顔が同じとか
批判的な事を言ってたんです。
ザ・少女漫画ってリアルタイムの中高生が読むから
今の彼女達のノリで描いてあるわけですよね。
その時流行ってる言葉とか、絵とか、アイテムとか。
少女漫画は生ものですから。
そういうのにもう25にもなると若干ついていけねーよ。
って二人して愚痴ってた。
友人がそこで一言。
『時代を追う漫画じゃなくて時代に追われる漫画を描けよ!』
かっこよすぎるだろう。
少女漫画界に一石を投じる気?
そして、これはつい最近の話。
突然友人が
「ねえ、悩みある?」って聞いてきました。
「は?あるよ。普通に」と答えますと
「あー、やっぱそうかー!普通あるもんなだなぁ」
「そら、あるでしょ。なんで?」
「いや、私ないから普通の人はだいたいないもんだと思ってた」
「…お前すげーよ」
「え?そう?だからさー、みんなもそうだと思ってバイト先の人に何人か聞いてみたんだよ。
あのー、悩みってあります?って。そしたら、は?あるし。って即答されたから、
じゃ、教えて下さい。って言ったら、はぁ?やだよ。ってみんな言うんだよね。
なんで?みんな言えないようなことがあるわけ?
つか、悩みってあるのが当たり前みたいでびっくり。」
時々こうやって、私の想像をぶっちぎって来るから
いや、お前がおかしい。楽天的すぎる。って諭すと
「や、だってね。
普通に幸せだもん。両親も健在で多分私の事愛してくれてて、
私の周りの人で、私が大事にしてる人は多分私のこと大事にしてくれてて、
好きな時に漫画読めて、テレビ見れて飯食えるし。
金もないし、恋もしてねーけど、それで毎晩枕を濡らすなんてこたぁないし。
それに、何か未来は絶対幸せだって思うし。私の家族も友人の未来もきっと幸せだと思うし。
どんな悪い奴の未来だって、きっと明るいし。」
そんなことをさらっと言う。
仕事に生きがいなんて求めていない。
自分がどんなに非生産的な毎日を送ろうが、それに胸を痛めることもない。
周りが結婚したり、仕事に生きがいを感じてく中で
彼女は月に2回は仕事をずる休みする。
正直結構ダメな奴だと思う。
だけど、なんなの。この安定感。
人の事を元気にさせる力だけは規格外。
困った友達を見たら、迷うことなく手を差し伸べる。
ずっと変わらない人っていうのは彼女みたいな人の事を言う。
願わくば、その力をどうか何かのために
役立てて欲しいと心から思っているのです。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。