認めよう。もう認めよう。
こればっかりは、本当どうしようもない。
昔のままじゃいられない。
少女漫画には、自分が現役の高校生の時に読んでいたら、
ものすごいはまっていたって思うものと、
この年になっても半端なくときめいてしまうものがありますが、
この漫画は完全に前者でした。
リアルJKの時に出会いたかった!それくらい完成度高かった!
これ、現役の時に出会ってたら蓮くんの事超好きだったと思う。
いやー、久々にストレートな恋愛のみにスポットを当てた少女漫画を読んだ。
高校生同士の恋愛以外にまったく要素がないのは、少女漫画の鏡だと思った。
同年代が一番共感できるように描いている、まさに高校生ど真ん中って感じです。
もう自分が、この漫画をど真ん中に感じられなくなった事に泣きそうでた。
これは、作者のせいではなくまったくもって私のせいです。
だけど!
そんな私の老いを差し引いてもしっかり読めました。
主人公の仁菜子は、学年で一番モテる蓮くんが好き。
蓮くんは真面目で誠実で優しいけど、ちょっと天然な男の子。
そんな蓮くんには、美人の彼女がいて、とても大切にしています。
叶うわけない仁菜子の恋は、果たしてどうなるのか?!
という話。
まぁとにかく普通なんです。
主人公がすごい暗いとか、怖いとかでもなく、
両親が再婚して新しいイケメンの兄ができるわけでもなく、
はたまた余命が3年とかでもない。超金持ちでもない。
好きな人の前カノが死んでるわけでもない。
どこまでも普通の状況で、ありがちな恋なんですよ。
だけど支持されたのは、男の子のかっこよさもあるけど、
普通の中にいて、他の作品とは違う読ませる力が何かあったんですよ。
すごいザックリ言うとまぁ、とにかく丁寧。絵だけじゃなく、全体的に。
作者のキャラクターへの愛をすごい感じたね。
あと、感覚的な事を言葉にするのがうまかったなぁ。
こういうのすごい伝わりにくいだろうなぁ‥
でも、この漫画説明したらただのネタバレだしなぁ‥
まぁ、読んで感じて頂きたい。
少女漫画をとりあげる度に言ってますけど、何度でも言うけど、
このジャンルはどんだけ相手の男の子がかっこよく描けるかにつきる!
リアリティーに欠けるかっこよさは、冷めてしまうけど
この漫画の男子は、男に対する夢もあるけど
結構リアルな感情描写もあって、ちょっとドキドキしました。
蓮くんは感情表現が豊かなタイプじゃないので、
そういう人の見せる恋愛感情って破壊力がある。
倍惚れる。卑怯だと思う。
だけどもうこの歳になるとね、かっこいい男の子のかっこいい所だけじゃなく、
ちょっと格好悪い所を見せてくれたほうが人間味感じて惹かれるんですよね。
そういう意味では、蓮くんはちょっとかっこよすぎたなぁ。
(この発言が老化現象だとしても…!)
蓮くんと、もう一人キーパーソンの男の子で安堂くんってのがいるんですけど、
最初この漫画読もうと思ったのが、表紙の安堂くんに一目惚れしたからなのですが、
この人、まじで高校生?高校生でここまで相手のこと思える奴はいないだろうなぁ。
良くも悪くもいい子すぎて魅力が足りなかったなぁ。
人間の深みがなぁ。
とか言い出す自分に、少女漫画を読む資格があるのかは疑問ですが、
この漫画読んで叫んだ。
「あーーー!恋してーー!!!」
羨ましくて死にそうって思う。
そう思わせたら少女漫画は勝ち。
恋が全て感半端ない。
うん。それが健全な高校生だ!
恋を中心に学生生活が回るあの充実感!楽しくて死にそう!
あの初々しいキラキラした感じは、きっといくつになっても憧れる。
そう思う以上、私はまだ乙女だし中2でいれる。
この感覚を失わない為に、時々マーガレットは読むべきだと思いました。
■漫画感想文一覧
GIANT KILLING/ 潔く柔く/モテキ/残酷な神が支配する/賢い犬リリエンタール/
ピアノの森/テルマエ・ロマエ/ SEX/ よつばと /地雷震-ディアブロ-/
ミツバチのキス/ 溺れるナイフ/ 星守る犬 /GENGO/あずみ/ BECK /ベルサイユのばら/
ボーイズ・オン・ザ・ラン /花より男子/ おおきく振りかぶって /私がいてもいなくても
←押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。