これ読んだ後、
自分の人生で、この漫画を読んだ事以上に楽しい事が起こる気がしないと思ったね。
読み終わってしばらくは、何しててもこの漫画より面白いものなんてない気がして
めちゃめちゃ日常が空虚だった。
初めて読んだ日に見た夢は
自分がサッカー選手になって、怪我して試合に出れなくなって泣いてた。
2試合出られない!?やれます!!サポーターが俺を待ってる!とか言ってた。
現在17巻まで絶賛発売中。以下続刊。
連載始まった時から、気になってたのに読んだのは2010年。
あの時の直感のまま読まなかった自分を呪う。
反省の意味を込め、既刊(17冊)を全巻2セット買って、1セット友人に送った。
10人近くに勧めた結果、レスポンスは、皆一様に
『やばい』
知ってる。やばい。
10年に1度の大当たりだよ。
サッカーやってる人も、マニアも、観戦だけが好きな人も、Wカップすら見てなかった人も、
サッカーを、この漫画を、愛すよ。
とりあえず地元のチームを応援することが、どんだけ楽しいかわかった。
今まで代表の試合ばっか見てた自分損してたわ。
この漫画は監督の目線で描かれる画期的なサッカー漫画です。
監督目線だからって、説明が多いわけじゃありません。監督自身、言葉足らずなタイプです。
監督の描くサッカーを、選手たちが体現し、結果監督が見える。
この漫画の最大の魅力は、個性的なキャラクター。
こんなにキャラを、一人一人素敵に描ける作家知らないですけど。
登場人物がこんだけいて、みんなキャラが立ってる。
それぞれの物語があって、短所ももちろんあるけど、
あいつうるさいけどいい奴だよな。
あいつわがままだけど頼りになるよな。
って言って許してしまうような愛らしさがある。みんなの事好きになってしまう。
そんな素敵な人たちの中で、
絶大な存在感で君臨するのが、本作の主人公達海猛。
すごい主人公が出たもんだと思いました。この男のかっこよさは、規格外。
何か、違うんですよ。オーラが。
そういうの漫画で目の当たりにしたのはスラムダンク以来。
何回この人に泣かされたか!
どうかっこいいかと聞かれたら、読めばわかる。としか言えない。
説明なんてとても出来ない。感じて欲しい。もう、本当すぐわかるから。
この人の元でサッカーしてぇよ。この人の元で成長したい。
名監督って言ったら、滝沢監督(スクールウォーズ)か達海監督かってくらいですよ。
達海の事を光だと言うシーンがありますけど、私にとってこの漫画こそが光です。
こんなにプラスのエネルギーに溢れる漫画は他にないと思った。
プロの世界はシビアで人生かかってる分、怪我やポジション争いは死活問題。
だけど作者の人間性なのか、主人公の人間性なのか絶対的にプラスなんです。
誤解がないように書いておくと
マイナスが描けてないわけじゃ全然、全くないです。
そういうの痛いくらいにわかるんですけど
それ受け入れて絶対前向く姿勢も、すごくよく描かれてるんですよ。
話しに関しては書いた通りですけど
絵もものすごく好きで、線の太さとか、服のしわとか、デフォルメの仕方とか、
アングルとか、体つきとか、擬音の書き方とか、
特に小さいロングの絵とか最高に好きで、ていうか本当大好きです。
漫画って話も絵も同じくらい大事じゃないですか。
でも絵だけ自分の好みでも、面白くなかったらその漫画って買うほどじゃない。
だから必然的に話しを重視してしまう傾向が私にはあって、
絵で買うって今までなかったけど、これ絵だけでも買ってしまうな。
こういう気持ちって長く漫画見てきて初めてです。
内容に関してはもう、とにかく読んで頂きたい。
絶対「やばい」って言ってしまうと思う。
読んで1ヶ月後には気づいたら味スタにいました。
サッカーは結構好きなスポーツで見てたんですけど、
Jリーグは正直あまり見てませんでした。
だけどね、今は早くシーズン来てほしくてしょうがない。
そういう気持ちにさせられる漫画です。
出会えてよかった…!
2010年は、この漫画に出会えたのでいい年でしたと言える。
サンキュージーザス!!
潔く柔く/モテキ/残酷な神が支配する/賢い犬リリエンタール/
ピアノの森/テルマエ・ロマエ/ SEX/ よつばと /地雷震-ディアブロ-/
ミツバチのキス/ 溺れるナイフ/ 星守る犬 /GENGO/あずみ/ BECK /ベルサイユのばら/
ボーイズ・オン・ザ・ラン /花より男子/ おおきく振りかぶって /私がいてもいなくても
押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
ワンピースの累計が2億冊に達したのを聞いた時に
冥王星と太陽の距離くらいピンとこなかった。
単純に計算すると単行本全巻持ってる人が約333万人。
実際は、1冊だけもってる人もいるから、違うんだけど、まぁ、そういう事。
1億冊突破した時は、すっげぇぇぇ!!と思ったけど
2億って聞かされると、は?ってなる。1億と2億の違いがパッとイメージできない。
2億だろうが4億だろうが『でっかい』みたいな漠然とした感じしかなくて
1億以降はもう私にとっては、すべて『でっかい』です。
60巻の初版が340万部。これがすごいのはわかる。私にわかる数字は精々これくらい。
2億って数字は、国内だけなのか世界も合わせてなのかわかんないですけど、
初版で340万部ってのは聞いたことない。
しかも、発売日の次の日にはもう2刷。ここ数巻はそんな感じが続いていて
前人未踏の領域に踏み込んでいる、このモンスター漫画を形容する言葉はもうないよ。
私の人生に、2億って数字は一生登場しないだろうなぁ。
「無理な可能性はどんくらい?」「2億%!!」
みたいなやり取りぐらいしか、でないよ2億は。
何かすごい大きい数っていう意味で出てくる数字ですからね、2億。
おそらく、この記録ってもう越えられない気がしてます。
電子書籍がこれから増えていく中でも、本という媒体がなくなる事はないと思いますけど
販売冊数は減っていくのは確実。だから、本が最高に売れた最後の作品になるんじゃない?
何より日本で一番売れてる本っていうのが、漫画っていうのが嬉しい。
漫画が必要とされてるし、大事にされてる国。漫画が超愛されてる国。
その心意気に涙がでる。
私がもし、闘牛が漫画並に好きだったらやっぱスペイン行っちゃうもんね。
国内の牧場でひたすら技を磨いていても、最後行くよね。スペイン。
だから日本が本場と言われるものを愛したのは、運がよかったと思う。
和食が一番好きなのも、運がよかったと思う。
うん。よかった。
ワンピの単行本は買ってないけど。
ええ、完全に買うタイミングを失っています。
ワンピは、環境的に周りの人ほとんど持ってる漫画で、新刊出るとすぐ回ってきたんですよ。
時には35巻が2冊回ってるくらい、全然困らなかった。
もちろん、人が持ってるから読める環境にあろうが、自分のものにしたいという欲求は別物で、
サンジの話あたりで普通に買っとけばよかったと何度後悔したものか。
そうこうしてるうちに、うちの本棚(少年部門)は
NARUTOとBLEACHとハンターと銀魂とREBORN!に占拠されちゃってるし。
だいたいみんな長編すぎるんだよ!まさかこんなに続くとは思ってなかった。まったくの想定外。
もちろんスラムダンクやデスノートやドラゴンボールやアイズもそこには鎮座してるわけで、
Dグレやクレイモアも容赦なく隙間を埋めてく。
ワンピ何処に入れたらいいんだろう。
て、考えてるうちに巻数は、ねずみ算!?ってくらいにどんどん積み上がっていくわけで
お前らうちの本棚で、かってに増えてない?!ってくらい
増えるのが週間漫画のコミックスなわけで
ワンピを一括で買うと、もうすごい金額なんじゃ?って思って計算したら
25200円くらいで案外買える値段。
でもこれ以上放置して、全巻で5万とかになったらちょっと抵抗あるなーって思うから
もう今買おう!3万越える前に買おう!スペースなんてどうにかなる!
エコポイントで1万円くらい図書カードもらったからそれで買おう!って思ってる。
そんな人の数が、あと166万人くらいいると思うので、それであと1億冊は追加。
3億見えた。
だけど、いくら見てみても本棚にスペースはない。
いくえみ作品で、これは伝説になるだろってレベル。
絶妙すぎる。
この漫画は15歳で死んだハルタと、その幼なじみのカンナに関わる人々が、
代わるがわる主人公になり物語が進むオムニバス作品。
物語に張り巡らされた糸は、交差し繋がり、大きな輪になる。
1つ1つの話を単体で見ても全力で楽しめるし、
全体を通しても一つの物語になっていたりして、とんでもない作品。
人生の無常を描きながらも、やっぱり希望も忘れない。
人によって傷ついても、人にって救われると信じたい。
いいことも悪いことも全部持っていくしかない。
それでも、いつか、いつかと信じて頑張って生きていきたい。
恋愛のときめきもきっちり押さえた上に、生きてくってことはこういうことだ!
ってことまで描いてしまう。
長年少女漫画界の第一線でやってるだけある。
この作者のすごい所は、人間ってそれぞれ違うけど傾向はあるじゃないですか。
その傾向と対策がばっちりなとこですよね。
登場人物の誰かに絶対共感できる。
それとこれ、大事な事なんですけどね
この漫画さえ読めばいくえみ男子は網羅できると言っても過言じゃない。
いくえみ作品と言えば、やっぱりいくえみ男子と言われる素敵男子の存在。
まぁとにかく、いくえみさんの描く男子はハズレがない。
男の子っていう生物を、男と女の根本的な違いをちゃんと描く事で、
女の子の憧れる男子を表現してる。
みんな等しくかっこいいもんだから逆に、個人的には
飛び抜けてこの人が好きだっていうのが、今まではなかったんですよ。
それは悪い意味じゃなくて、全体のレベルが高すぎっていう話しで。
でもこの漫画を読めば、自分にぴったりの男子が絶対いる。
ベストオブいくえみ男子に出会える!
私も古谷くんに出会ってしまったからね。
もうこれ、暫定1位じゃなくて確定だろ。
13巻に古谷くんと百加の読み切りが入ってますけど、この話は額に入れたい。
私が死んだ時、スライドで流して欲しい。
このように、自分の中ですごい大切になる話しに出会えると思うんですよ。
どこかに必ず琴線に触れる話・人がいるはずです。
この漫画はそういう漫画なんです。
この漫画で一つ大きく描かれているのは
カンナが、15歳の時誰を好きだったのかということなんですが
それがはっきり描かれる事はありません。
15歳の時にカンナとハルタは、クラスでアサミという女子とマヤという男子に出会い
4人で楽しく過ごします。その期間はわずか4ヶ月。
ハルタが死ぬ事でその関係は終わりを告げる。
カンナの気持ちはまぁ普通に読めば、わかります。
曖昧になんとなく理解してる事を深く追及することなく、
そのままの状態で大事にしまっておくことも時には大事だと思うんですよ。
でも、やっぱりその辺は、はっきりさせてぇなと思って
以下に書かせてもらいました。
ネタバレなので読みたい方だけ、続きからどうぞ。
逆に読んでない人が見ても意味がわからない仕上がりになっております。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。