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この脈絡のない頭の中には漫画の事とたぬき的哲学がある。略して「たぬ哲」。
2024/11/26 (Tue)15:50
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2008/07/30 (Wed)00:35

空気を読むことが得意です。

それ以外に特技がないってくらい得意です。

すんごいA型気質なので相手に合わせるのとか
苦痛って思うより早く実行に移しちゃうタイプです。

あぁっ!体が勝手に動いちゃう!

みたいな。


でも、若干空気読むの早すぎて
微妙に読めてない時があります。

早く反復横飛びしすぎて真ん中で止まって見える現象。
例えるならそんな感じです。

 

そうそう。こんなことがありました。

高校生の時に働いていた居酒屋で
洗い終わった食器をでっかい籠に入れて運んでいたんです。

それはそれは重くて、これ落とすんじゃないかなーって
思いながら運んでました。

でも、絶対に落としてはいけません。

なぜなら、同じバイトをしていた子が以前、
同じ様なシチュエーションで見事に食器達をぶちまけた時に
普段温厚で、店長に文句の一つも言えないような、
虫の一つも殺せないような、板前さんが

引くくらいに怒ったからです。


やべぇ。
今、それを思い出さなくても。って運びながら思いました。


一生懸命運びました。

頑張って運びました。


結果、私は期待通り最悪のタイミングで、板前さんの前でぶちまけるのでした。

 

前述の通り私は空気を読む子。
そして、ちょっと見切りが早い。


「あ。これは落ちる。無理だ」って思った瞬間、
腕の中から滑り落ちる食器等がスローで見えた。

それが見えた瞬間に
食器が床に叩きつけられるよりも早く
私は板前さんに深くお辞儀をした。


「すみませんでした」
ガッシャーン!!!


これ、ほぼ同時でした。


落としながらあやまるっていう粋で斬新な切り返し。
お陰で板前さんは笑って許してくれた。

それどころか破片で手を切ると危ないからって
率先して片付けるのを手伝ってくれた。


私、うまくやったなって思いました。


空気はできるだけ早くよんで実行にうつせ!

っていう格言は多分この時に出来たと思います。


だからね、私はいつも人より二歩三歩先のことをしちゃうの。
話しは最後まで聞かなくてもわかるように洞察力を磨き、途中で「分かった」って言うし、

「この人スベるな」って思えばスベる前からフォローしちゃうし、

「あ。あの人のグラス空だ」って気付いても、
あの人は手酌で呑んだほうが絶対気楽だって雰囲気を醸し出してる!
っていう空気読んでお酌しにいかない。


こんなに頑張ってるのに!!!


分かり切った話しも最後まで聞いてあげて、
気軽にお酌しに行ける子のほうが絶対素敵!


なんです。


読みすぎて伝わらない私のスピード技。
臆病すぎるこのノミの心臓。


めっちゃ空気読むってことと
気が利かないっていうのは紙一重!


いや、私はそう思ってるんだけど…やっぱ違うの?


安心して。
私、バッチリ空気読んだ。


OK。OK。ノープロブレム。


空気読んで、今日はこの辺にしときます。




←押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
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2008/07/15 (Tue)23:39

どうしよう。

どうしよう。

まじでどうしよう。


これはやばいよね。
うん。さすがにやばい。

 


ハマーさんが好きすぎる。

 

それもナイスキャラ!バカパク!
みたいなノリじゃなくて軽く恋してる。


あ。当ってます。当ってます。
ジャンプで連載中のピューっと吹く!ジャガーに
出てくるハマーさんで当ってます。

 


もう最初はうざい以外のなにものでもなかったのに
どこでどう転んだのか、いつの間にか目で追ってた。

空気読めなくて、格好悪い。
でもそんな自分を認めないあいつ。

ガラスのハート。
器はきっとおちょこ並のサイズ。

もう全然ダメに決まってる。

なのに!なのに!

気・に・な・る!


そのダメさにキュンとくる。とか
そういう感じじゃない。

なんつーか…
こう、たまに男らしい時があるんですよ。

誰が何と言おうとあるんです。

その瞬間に男を感じてしまったんですな。

滅多に露出しないその腕が案外男らしかった時とか。
アホな顔して寝てる寝顔とか。
ピヨ彦にやたら絡んでる時とか。

ハマーさんが出すmm単位の男らしさに
私のセンサーは反応しちゃったわけです。


ジャンプで最後にジャガーさんを読むじゃないですか。
最近あの瞬間がすごい楽しいんです。

ハマーさんが出てたらちょっと興奮するもんなぁ。

ていうか、うすたさんが描く男の人って
いちいち男の色気がありませんか?

かっこつけてないダメな感じが普通の男っぽい。
ただストーリーを進行させる為に話してる
何気ないシーンのピヨ彦とかジャガーさんが
男っぽくて好き。


ハマーさんに心奪われてるだけでもやばいのに
こんなこと書くと、本当に女としてどうしたもんかな。
と思ってしまいます。

でも、いっか。
とも思います。


だっていつかハマーさんと結婚するから。


うん。ごめん。
言い過ぎた。




←押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
2008/07/08 (Tue)23:35

田西!!

お前ほどかっこ悪くて要領の悪い奴なんて見たことないよ!
なのに何でちょっとかっこいいんだよ!

 


毎度どうも。原田です。

毎度のことですが今日も私の胸に突き刺さった漫画について
自分勝手に語っていきたいと思います。

今日の作品は「ボーイズ・オン・ザ・ラン」

最終巻が最近出まして、全10巻なんですけど、読破しました。

人気が出てくるとずるずると連載を伸ばす傾向にある
漫画が多い中、久々にいい幕切れの漫画でした。


簡単に説明するとですね、
主人公「田西」が好きな女とヤレるかヤレないか。
って話です。

これだけ書くと、それで10巻も?!って感じだけど
一応大筋はそうです。

けれどね、その好きな女を手に入れる為には
いつもボスが待ち受けてるわけ。
そのボスを倒さないと欲しいものは手に入れられない。

その図式だけ見ると正当な恋愛漫画みたいですけど、
全然違う。

壮絶さがハンパない。

つーか、ボスキャラのやり口がえげつねぇ!

ボスはいつも理不尽な暴力でもってして
田西をボコボコにしちゃうんです。
純粋な田西の気持ちなんかにほだされたり絶対しないの。

だからもちろん戦うしかない。

それが負け戦であろうとも!!!

 

不条理な圧力に屈したくないけど、
自分の能力が及ばない為にされるがままになる田西。

能力が及ばないのは何を隠そう自分のせいなのだが
そこで腐ってちゃダメだろ!

それでこの単純な田西は頑張っちゃうわけですけど…

努力をしてもやっぱりかなわなくて、
最後は諦めるか自爆を覚悟してつっこむか。

どちらの道を行っても大凡救いはない気がします。


それでも正面きって小細工なしで戦うことに
意味があるって信じたいじゃないか!


非力な人間は負け続けなければいけないのか。


否!
そう、証明してくれよ!

 

最後は読みながら自分も叫んでしまいそうでした。

あんなにかっこよさの欠片もない不安定な職業の
メタボ体系の男が最後の最後でおこした奇跡を
できるだけたくさんの人に見て欲しいと思う。

負け続けた人生は確かに自分のせいだけど
それで死ぬまで諦めてたら死ぬほど辛い。
頑張るより辛い。

頑張ったからといって綺麗にリセットできないのが人生でも
田西みたいにやぶれかぶれで頑張るってことに意味があんだ。


本当にそう思う。


人間っていいよ。
捨てたもんじゃないよ。

ヒューマンバンザイ!!!


この漫画は一貫して人が必死に頑張る姿を描いている。
その背中に励まされずにはいられない。

かっこ悪いけど。


絶対退屈も中だるみもしない漫画だから全ての人にすすめたい。


私も頑張ります。
そんで、これくらいアホな漫画描きたい。


ちくしょー。最後はちょっと泣いちゃったじゃないか。



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このブログの実態
漫画が好きです。結構好きです。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。

無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。

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原田
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言葉ってすぐ表現できていいよなぁ。
うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。

そんな自分に時々疲れます。

私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。
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