インターネットが普及してから、私たちは劇的に情報を素早く手にする事ができるようになった。
それは人々の生活を便利で豊かにした。
本来なら一握りの人しか知り得なかった情報が、
今はあの手この手を使って、瞬時に多数の人間に知れ渡る。
情報が多くなった分、錯綜して混乱も起こる。
真贋もわからない情報が、あたかも真実のように根付いたりもする。
嘘の情報に踊らされ、全力で釣られるのも事実。
それでも、この情報化社会、びっくりするくらい便利だ。
パソコンに分からないことはない。
連休に行く中華街のオススメのお店を、速攻で教えてくれた。
誰がどこでいつ何をしているかまで、教えてくれる。
いやー、便利だ。
離れていても、友人とはすぐコンタクトが取れる時代。
いやー、便利だ。
mixi、Facebook、MySpace、Twitter、Skype
いやー、便利だ。
…便利だ。
…便利?
・・・・・・・・・・
超めんどくせぇ。
もー1個に統一して欲しい。
今は、色々人と繋がる方法があって(ネット限定)
それによってもたらされる情報が、とても大事だったりする。
情報を征するものが勝つ!
それを身を持って知って涙した事もあったので、必死になって情報を集めるわけですよ。
手軽に手に入れられる故に、膨大な量の情報を。でも、正直しんどくなる時がある。
情報を知りたいという欲求が、知らなければに変わって行く。
もうね、疲れた。
もう知らねぇ。
つぶやく事とかねーし。
人のつぶやきもどうでもいいし。
そして、情報絶ちをする。
誰とも繋がりたくない。
スカイプはずっとオフライン。
しばらくすると心の平穏が戻って来て
そんなやさぐれた気持ちでは無くなって、
また情報の海を泳ぐ。
すると
情報絶ちしてた時に、すっげー大事なイベントとか開催されてて
チケットの先行情報とか全然知らなくて、もちろんもう終わってて、
後悔先に立たずな事が定番化しています。
毎回泣きます。
便利になった世の中でも、こんな所に暗い影を落としてますよ!
ここで泣いてる可哀想な大人がいますよ!って闇に向かって叫びます。
私の負けです。
時代の敗北者です。
だけど今日も懲りずに情報に振り回されてます。
この時代が自分に合わないとか、自覚したら負け!
本当言うと、Twitterのアカウントすら持ってないので
今日のこの記事は全部妄想なんじゃないかと思ってます。
現在物件を探し中。
週末になると不動産屋へ足を運ぶのがお決まりになっています。
賃貸物件でなく、購入目的なので、まぁ慎重になるわけです。
フリーター家を
買いません。
フリーターで組めるローンはない。
フリーターには家を売らない。これ常識。
なので、正確に言えば自分の家ではないのですが
色々あって、私も週末不動産行脚に同行している。
不動産屋の営業は、とにかくすごいしゃべる。
そして、そこはかとなく胡散臭い。
その上、同じ事を何度も繰り返す。
もうそれ聞いたわ。
何て事ない客の一言にも、すごいリアクション。
私の「今、友達と一緒に住んでいます」の一言に
「え!あっはっはっは!まじですかっ!!すっごいなー!楽しそうだなぁ!!」
何が可笑しいんだよ…怖ぇよ…
あとこれは原田調べですけど、不動産屋の若い男の営業マンは、十中八九
あらーそれ結構でっかいのしてたねぇっていうボディピの痕が耳にある。
家を沢山見る事は、全然疲れないんですけど、
営業と渡り合うのにほとんどのエネルギーを使う。
これは戦いなんだ。
頷いたほうが負け。
油断するとすーぐ噛み付いてくるから、本当気が抜けない。
だから最近は週末が来るのが気が重い。
さて、そんな不動産行脚に、ついにゴールの兆しが見えた先週日曜。
いくつもの物件を経て、これだ!と思う物件に出会った。
キャンセル物件なので、ちょっと相場よりも値が下がっていてお買い得!
いいじゃないか。
運命じゃないか。
立地、間取り、価格、環境全てにおいて今までの見てきた物件のワンランク上。
これはもう
契約だっ!!!
すぐ紹介してくれた不動産屋に戻り、契約を進める話に入りました。
店長出てきて、ローンとか、契約の日取りとかの話が一通り終わって、
よかったねーなんつって、ちょっと談笑してた。
そしたら店長が言った。
「これ、一応言っとかないといけないんですけど」
「この家」
「人死んでます」
は?
「あ。でも大丈夫です!ちゃんとその後は家を壊して、建て替えてあるから
気持ち悪くないですよ!」
えーっと……
「もう、綺麗ですから」
なしっっっ!!!
ないないないない。
ねーよ。
違うじゃん。
そういう問題じゃないじゃん。
ジャッジは一瞬でした。
思考じゃなく反射。
それはさー、もっと早く言うべきじゃないすか?
私すごい浮かれてたよ。その家の前で不動産屋とその家の魅力について切々と語ったよ。
もっと早く言ってくれたら見にさえいかなかったよ。
初めて当たったよ。事故物件。
ていうか、本当にあるんだ…な。
賃貸で、そういう物件は安いからまだ借り手はあるかもしれないけど
分譲はきっついだろうなぁ。日本人って縁起担ぐしね。
そして、家探しの旅は振り出しに戻るのであります。
認めよう。もう認めよう。
こればっかりは、本当どうしようもない。
昔のままじゃいられない。
少女漫画には、自分が現役の高校生の時に読んでいたら、
ものすごいはまっていたって思うものと、
この年になっても半端なくときめいてしまうものがありますが、
この漫画は完全に前者でした。
リアルJKの時に出会いたかった!それくらい完成度高かった!
これ、現役の時に出会ってたら蓮くんの事超好きだったと思う。
いやー、久々にストレートな恋愛のみにスポットを当てた少女漫画を読んだ。
高校生同士の恋愛以外にまったく要素がないのは、少女漫画の鏡だと思った。
同年代が一番共感できるように描いている、まさに高校生ど真ん中って感じです。
もう自分が、この漫画をど真ん中に感じられなくなった事に泣きそうでた。
これは、作者のせいではなくまったくもって私のせいです。
だけど!
そんな私の老いを差し引いてもしっかり読めました。
主人公の仁菜子は、学年で一番モテる蓮くんが好き。
蓮くんは真面目で誠実で優しいけど、ちょっと天然な男の子。
そんな蓮くんには、美人の彼女がいて、とても大切にしています。
叶うわけない仁菜子の恋は、果たしてどうなるのか?!
という話。
まぁとにかく普通なんです。
主人公がすごい暗いとか、怖いとかでもなく、
両親が再婚して新しいイケメンの兄ができるわけでもなく、
はたまた余命が3年とかでもない。超金持ちでもない。
好きな人の前カノが死んでるわけでもない。
どこまでも普通の状況で、ありがちな恋なんですよ。
だけど支持されたのは、男の子のかっこよさもあるけど、
普通の中にいて、他の作品とは違う読ませる力が何かあったんですよ。
すごいザックリ言うとまぁ、とにかく丁寧。絵だけじゃなく、全体的に。
作者のキャラクターへの愛をすごい感じたね。
あと、感覚的な事を言葉にするのがうまかったなぁ。
こういうのすごい伝わりにくいだろうなぁ‥
でも、この漫画説明したらただのネタバレだしなぁ‥
まぁ、読んで感じて頂きたい。
少女漫画をとりあげる度に言ってますけど、何度でも言うけど、
このジャンルはどんだけ相手の男の子がかっこよく描けるかにつきる!
リアリティーに欠けるかっこよさは、冷めてしまうけど
この漫画の男子は、男に対する夢もあるけど
結構リアルな感情描写もあって、ちょっとドキドキしました。
蓮くんは感情表現が豊かなタイプじゃないので、
そういう人の見せる恋愛感情って破壊力がある。
倍惚れる。卑怯だと思う。
だけどもうこの歳になるとね、かっこいい男の子のかっこいい所だけじゃなく、
ちょっと格好悪い所を見せてくれたほうが人間味感じて惹かれるんですよね。
そういう意味では、蓮くんはちょっとかっこよすぎたなぁ。
(この発言が老化現象だとしても…!)
蓮くんと、もう一人キーパーソンの男の子で安堂くんってのがいるんですけど、
最初この漫画読もうと思ったのが、表紙の安堂くんに一目惚れしたからなのですが、
この人、まじで高校生?高校生でここまで相手のこと思える奴はいないだろうなぁ。
良くも悪くもいい子すぎて魅力が足りなかったなぁ。
人間の深みがなぁ。
とか言い出す自分に、少女漫画を読む資格があるのかは疑問ですが、
この漫画読んで叫んだ。
「あーーー!恋してーー!!!」
羨ましくて死にそうって思う。
そう思わせたら少女漫画は勝ち。
恋が全て感半端ない。
うん。それが健全な高校生だ!
恋を中心に学生生活が回るあの充実感!楽しくて死にそう!
あの初々しいキラキラした感じは、きっといくつになっても憧れる。
そう思う以上、私はまだ乙女だし中2でいれる。
この感覚を失わない為に、時々マーガレットは読むべきだと思いました。
■漫画感想文一覧
GIANT KILLING/ 潔く柔く/モテキ/残酷な神が支配する/賢い犬リリエンタール/
ピアノの森/テルマエ・ロマエ/ SEX/ よつばと /地雷震-ディアブロ-/
ミツバチのキス/ 溺れるナイフ/ 星守る犬 /GENGO/あずみ/ BECK /ベルサイユのばら/
ボーイズ・オン・ザ・ラン /花より男子/ おおきく振りかぶって /私がいてもいなくても
←押してくれたら明日もまた頑張れそうです!
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。