よっし頑張るぞ。って思って、
ベットに潜り込んで気づいたら3時間経過。
とかザラにあります。
平日ってだいたいそんな感じで、
『イカンだろ』って思いながらベットから出たら
もう12時じゃん。
あと3時間後には寝ないと仕事に響くじゃん。
ってまた寝て。
そんで会社では
暇すぎてネット見まくって夕方まで時間を潰す。
で、家に帰ってそのループ。
私、生きてますかー?
っていう愚痴。
この間、電車でつり革つかまってて
新宿に着いて勢いよくつり革から手を離した瞬間
その手が目の前に座っていたおばちゃんの
頭にチョップをお見舞いした。
そんで、今日は本屋の階段で
目の前で派手に転んだ人が居て
それ見て、こっちもビクってなって
階段踏み外した。
転んで恥ずかしがってる人の横を
私はケツで滑り落ちた。
多分何がなんだかわからない。
その人も私も。
もらいゲロってあるけど、
そんな感じじゃないすか?
というわけで、たまには私の近況を語ってみました。
ね。
だから言ったでしょ?
改めて
私のブログって日記向きじゃねーなー。
極めつけは
今日転んだ後駅で、
守護霊様の力が弱まっているので
祈ってもいいですか?
って言われました。
あ、それか。
なるほど。
私がこんだけ寝てるのも
ちょっと残念な事が起こるのも
そのせい。
きっと
そのせい。
是非盛大に祈って。
・・・・・もう原田さん勘弁して下さいよ。
現在のWJの3大漫画は誰がどう見ても
ONE PIECE、NARUTO、BLEACHだ。
私はどれもすげぇ面白いと思う。
コッミクスもちゃんと買っている。
でも長く続く漫画の宿命であるのは
ドキドキ感が薄れていくって事です。
漫画の期待度が一番わかるのは
本屋で新刊を見た時の自分の胸の高鳴り。
巻数を重ねるとそれが淡泊になっていく。
まぁ、人それぞれドキドキのツボは違うし
あくまで私に限っての話なんですけど、
ワンピとNARUTOは新刊見た時のドキドキが
2年前くらいから薄れてきている。
そら、面白いですよ。
そんなん面白いに決まっている。
天才ですもん。
だけど、ちょっと失速気味。
(私の中だけの話しです)
しかしごく稀に長期連載でも
ドキドキが色あせないものがあります。
新刊出てると、ぃいやっほーい!
ってテンション高めになっちゃう漫画。
長期連載組inジャンプ3大巨頭の内の一つ。
BLEACHです。
前置きが長げぇ。っていう台詞
聞き飽きたよ。ってくらい
毎度長い前置きを経て今回の本題は
BLEACHです。
私、何でかこの漫画がめちゃめちゃ好きなんですよー。
私はもともとキャラを丁寧に描く作品が好きで
台詞とかにこだわってる漫画が大好物。
ハンターを好きになったのも多分それが一番大きい。
連載当初から好きだとは思っていましたけど
あるキャラクターの出現によって
作者のキャラ作りに心底惚れてしまった。
彼女の名前は砕蜂。
数あるエピソードの中でBLEACH史上
一番好きなのは砕蜂と夜一の話。
最近本誌で砕蜂が出ていたので
今更あの二人の話の事を考えてました。
全然その漫画読んでません。
っていう人にはあまりに不親切な内容なので
すっとばしてくれて構いませんので。
100年振りに夜一と再会した砕蜂のお話。
あれを読んで感じたことなんですけど。
以下読書感想文です。
砕蜂は本当は夜一のことを全然憎んでなかったと思う。
憎むとしたらきっと自分のほうだった。
最後の選択に入れてもらえなかった
自分の存在の軽さに絶望したんだと思う。
それが
「どうして連れていってくださらなかったのですか」
の言葉が出るまで気付かなかった。
夜一に対して吐いた憎しみの言葉。
こんがらがった感情が時間をかけて憎しみに変わっていても、
それは砕蜂がぐらつかないで生きる為に自然と張った防御壁。
憎しみはきっと自分の中にあった。
目の前に現れた夜一の姿を見て
多分砕蜂は一瞬で許した。
そんな気がする。
泣けた。
泣けたよ。
本当はずっとこの100年の間自分を責めてたんじゃないのか。
そんな砕蜂を想像するとまじで泣けた。
少年漫画に出てくる女の子って
ちょっと存在が薄い場合が多いじゃないですか。
だから女の子のことで泣くことってあんまり無かったんだけど、
砕蜂にはやられたね。
(あ。そういやワンピのロビンちゃん過去話でも号泣したな。)
長期連載ではストーリーはもちろんだけど、
何よりキャラが立ってないと読み続けることができないと思うんです。
強烈な個性とかも必要だけど、
そればっかじゃ感情移入できないし、
逆に個性的でもリアリティーがなきゃそのキャラは埋没してしまう。
ブリーチは少年漫画だから、外見は個性的に仕上げてるけど、
普通のおっさんとかもいるじゃないですか。
基本的には人間の形してるし。
顔だけ見ると普通だなって思う人も
ちゃんとキャラの個性がしっかりしてる。
あー、この人はこういう小粋なこと言うよね。とか
いちいち思うんですよねー。
台詞に気を使ってるのが分かる。
言葉をただの言葉として使わない。
ちゃんとキャラに喋らせる。
そのキャラにしかできない言い回しをさせてくれる。
そういうキャラを生かす細やかな心配りを
あの膨大な量のキャラクター達に全てできてる。
多分、そこだな。
私がこんだけ長期連載してるのに
ドキドキして新刊を待っている所以は。
基本的にキャラみんな好きですから。
どうでもいいのとかあんまりいないですから。
だから必然的にいつも目が離せない漫画なんです。
説明なんてする必要もないような名作ですが
1ヶ月前くらいでしょうか。
最終巻が出まして、遅ればせながら先日読ませて頂きました。
私がこの作品に出会ったのは
高校の…多分英語の時間だったような?
私の高校時代は漫画だらけでした。
授業中はもっぱら漫画タイムだったし、
小説や神話や図鑑やそりゃーもう色々読みました。
BECKもその多くの中の一つ。
青春の1ページです。
高校卒業して5年くらい経つけど長い間お疲れ様でした。
魂削って描いてるなぁっ!
ってものすごい伝わる作品でした。
この作品って、私みたいにたいして音楽聞かない人が
こんなふうに語ったらいけないような気がするんですよ。
おめーどうせ音楽とか聞かないからわかんねーだろ。
みたいな。
それくらい音楽に真剣に向き合ってる作品なので
私も同じくらい音楽を愛さないと語る資格なし!みたいな。
いや、実際はそんなこと誰も言わないと思いますよ?
音楽を知らない人が読んでもこんなに感動するしね。
私が音楽に対してコンプレックスがあるだけなんですけど。
最終巻は総まとめみたいな感じで
一冊が丸々エンディングムービーのようでした。
思い出が走馬燈のように駆けめぐり
登場人物がこれまでの軌跡を思い出したりしてて
こっちまで感無量だっつーの!
でも私は泣かない自信がありました。
それはあるシーンによって覆されるわけですが。
BECKがグレイトフル・サウンドのメインステージでトリを飾るシーン。
作中でグレイトフル・サウンドは国内最大級のロックフェスとなってるんですけど、
BECKのステージ中に豪雨が降るんです。
危険だし器材のこともあって、アンコールは中止となるんですけど、
それでもメインステージに集まった客は帰ろうとしない。
雨の中アンコールを待ってる。
BECKのメンバーはもちろんそんな彼らを見て雨だろうがステージに出ます。
そこで主人公のコユキが「OUT OF THE HOLE」という曲をやるんです。
コユキが作った曲です。
でも途中で落雷の為か器材がいかれちゃう。
音が出なくなってしまうんです。
そしたら
オーディエンスが歌の続きを豪雨の中歌うんです。
誰かがせーので合わせたわけじゃないのに。
たくさんの人が自分の作った歌を歌う。
曲の続きを紡いでいる。
それを目の当たりにしてコユキは泣くんです。
ついでに私も泣くんです。
ボロボロ泣きました。
さっきも書いた通り、私は本当に限られた音楽しか聴かない。
漫画で例えるなら、井上雄彦と浦沢直樹と矢沢あいと
あとはジャンプの有名な漫画を少々読みます。
みたいな感じ。
私の聴いてる音楽は、漫画で例えるとそれくらいメジャー。
それでも、音楽の持つ可能性や胸に突き刺さる音楽を聴いた時の
感動とか、何かわからんが爆発しそうな想いとかは知ってるわけです。
多分それにキャリアは関係ないと思うんですよ。
生まれて始めて読んだ漫画がスラムダンクで、
あのラストシーンを読んで感動した人がいたとして、
もう一方は、毎日漫画読むのが日課で
今まで1000タイトルくらいは読んでる人が、
感じたスラムダンクのラストシーンの感動は、
きっと同じもんじゃないか。って思う。
音楽で一度でも感動したことがあれば、
この雨のグレイトフル・サウンドに誰だって行ける。
漫画だったけど、
これは音楽だと思った。
もしかしてここまでリアルに音楽を漫画で表現することに
意味はないのかもしれない。
CD聴きゃいーじゃん。
みたいに言われちゃうかもしれないけども、
でもでも!
漫画っていうのは音がない世界なんだぜ!!
その中でここまで音楽を感じることができるなんて奇蹟だ!!
漫画なのか音楽なのかもうわかんないよ。
沢山の人に愛される作品には絶対に理由があります。
音楽とか全然興味ない人も、
音楽ないと死んじゃう!って人も、
漫画ないと死んじゃう!って人も、
今やることなくて暇で死んじゃう!って人も、
生活が苦しくてまじで死んじゃう!って人も、
BECKのサウンドを味わおうじゃないか。
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。