受験生の皆様お疲れ様です。
えー、わたくし事ですが大学っていうのに行ったことがない。
でもね、すっごい行きたい。
もう明日にでも受験してやりたい。って感じ。
でも、今までそんなこと思ったことは無かった。
小学生の頃から大学には行かないと漠然と考えていた子だったので
私の人生設計には大学の文字はない。
という訳で
幼稚園(男友達しかいなかった)
↓
小学校(協調性がなかった)
↓
中学校(漫画並にヤンキー学校だった)
↓
高校(テニス部に入ってすぐ辞めたり、生徒会長になってブーイングにあったり)
↓
専門学校(東京って楽しい)
↓
今(路頭と人生に迷い中)
私の学歴は以上。
私は、本気で勉強が嫌いであった。
というか、将来どう役に立つか謎なものに
時間を使うっていう行為が人より我慢ならなかった。
ゾウリムシとか日常会話でまず使わない。
普段の生活の中で円周率って単語を耳にするのは
100桁暗記してます。って人がテレビ出てくる時くらい。
なので、
勉強はできたら一切したくなかった。
つか、ほとんどしませんでした。
でも幸い頭の出来は悪くなかったので
普通にここまでやってきた。
よく大人になって
学生の頃勉強もっとしとけばよかった。
とか聞くけど、
そんなこと思った瞬間は
今の今までねぇーよ。って豪語してた。
こんなこと言ってるやつが
大学とか行けるわけない。って話なんですよ。
そして、今、
思いっきり後悔してます。
大学行きゃよかった……っ!!
事の発端は最近読んだ他愛のない大学生のブログ。
赤裸々にキャンパスライフについて書いてある。
別に普通の大学生ですよ。
どこにでもいそうな日本の大学生。
でもそれ読んで自分に足りないものを見出しちゃったのよ私。
まずは小・中・高と学生の楽しみ方ってありますよね?
さらっと書くと
小学生っつたら、
恋とかちょいちょいしつつ、仲間はずれとかも
したりされたりしながら、遠足とかでワイワイするお年頃。
まだ家族と過ごす時間が長くて、子供!って感じ。
中学生っつたら、
恋が本格始動しだして彼氏とか出来ちゃって、
夜遊びとか覚えて、加減を知らないから派手に遊びすぎて
警察のお世話になったりしつつも
中2病特有の無敵さで友達と無茶するのが楽しいみたいな。
家族より友達ってなるのもここら辺かな?
もっぱら敵は先輩と国家権力。みたいな。
高校生っつたら、
年上の友達も増えて車とか持ってる人とかもいるから
行動範囲が広がり趣味に走った付き合いも増えてくる。
でもまだ未成年だしやっちゃいけないことも結構ある。
決められたルールの中でいかに自由を勝ち取るか!みたいな感じ。
だけど、この辺から警察のお世話になったりはしない。(そんなバカはもうしない)
金はあんまりないから大した遊びはできない。
まぁ、中学の進化版が高校ですね。
で、
でですね。
大学生はね、まず自由です。
(以下は憶測。知識はいつも漫画とテレビ)
授業だって選択できる。
与えられるままに朝から夕方まで
授業があった高校とは違う!
自分でいつやるか決めれるんだよ?!
毎日同じ時間に起きて学校に行かなくていい。
そういうのだけでも毎日ドキドキする。
毎日が土日みたいな!
だって次の日3限だけとかなら
前日朝まで遊んでちょっと寝て学校行けばいいじゃん。
そんで授業終わる時間も友達とバラバラだとしても
学食とか行けばいつでも誰かしらいて、
「今日はもう終わり?」
「うん。すげー暇ー」
「じゃバイトまで遊びに行こうよ」
「いいよ。で、どこ行くよ?」
「海!!」
「えー!さみーよ!嫌だよ」
「まぁまぁ、いいじゃないですか」
「えー……じゃ、お前絶対楽しめよ!寒いっつってテンションさげんなよ!」
「ふざけんな。任せろ。みんなまとめてテンション上げてやる!」
「おーっし!じゃ行くぞ!」
みたいなやりとりがあって遊びに行くの!
それ夢!
そんでそんで
代返とかしてもらったり
取ってない授業に潜りこんで寝たりとかするんでしょ!?
そのフリーダムさがなんといっても魅力!
車も公然と乗れるし、酒だって普通に飲んでいい。
あとサークル入りたい。
全然やる気のないサークル。
でもやたら集まりはいい。集まってるだけ。たまに旅行とか行くやつ。
みんなで車出し合って行くの。
社会人になればいくらだって
金も使えるし、遊べるけど、
スケジュールは合わせにくいし
仕事第一になっちゃう。
社会人になると、
面倒だ…今日は恋人と一日中いちゃいちゃしてたい!
とか、思っても仕事行かないといけない。
でも大学生なら一日くらいしてもいいでしょ!ってなる。
学生っていう自由さを持ちつつ
中高生の時みたいな理不尽な制約もない。
自由を手に入れた学生なんて無敵。
青春デラックス版。
あー、なりてぇ。
大学生なりてぇ。
私は大学生特有のあの自由さを
知らずに社会人になってしまった。
しかも、今から入ってもしょうがないんだって!
あの若い頃(18歳)で入るからいいんだよなー。
仲間内での結束は学生特有の面も併せ持ちつつ、
自由度の高い学生生活。
私わかったよ。
勉強っていうのは大学に入る為にやるんだね。
その為だったら勉強したっていいと思うよ。
あぁ
諭吉先生。
学問の真理に一歩近づいた気がしました。
多分『学問のススメ』って
こういうことが書いてある本だと予想してみる。
講演会に憧れがあります。
正直やりたい。行いたい。
金とかいらないからやりたい。
母校にチャリティーで行くとかもいい。
理想を言えば、高校生とかの迷える子羊ちゃん達をターゲットにしたい。
もちろん私と同世代の方、年上の方も楽しませるもにするつもりです。
ステージの上にはポツンと机があって、花なんかも置いてあって
頭上には講演会のタイトル「だから人生は楽しい」みたいなやつが掲げてある。
わ。想像しただけでドキドキします。
どうしよー。みんな聞いてくれるかな。
たまに講演しててすごい汗かいてる人いるけど、
自分がそのタイプだったらどうしよう。
高校生とか、そういうのすごい見てそうだな。
あいつすげー汗じゃね?どんだけ必死だよ。
みたいなメールが飛び交うんかな。
だけど、終わった後に楽屋にお客さんが殺到するわけですよ。
普通はそこに知り合い以外は入れないんですけど、
私はどんどん入れてお話します。
それいいな。
学校の保健の先生みたいな感じでみんなの相談事とかのっちゃう。
それ夢だな。
別に教師になろうとは思わないです。
講演会がしたいんです。どこだって行きます。
ただ話す事はないですよ。
もう、まったく世間話くらいしかないんです。
海外にボランティアとか行ったことないし。
山に登って自然と対話したことないし。
芸能人じゃないし。
自分の近況とか、生まれてから経験した事とか結構普通。
そこら辺にごろごろ転がってるような話しかない。
だけど、講演会に挑む気持ちだけはしっかり育ってるので
あとは内容だけなので、私の人生はそれを探す旅って事にしようかな。
で、初めての晴れ舞台では
「講演会ができるまで」っていう講演会をする。
そういう夢を見ています。
飯田響也が帰ってきました。
地雷震が終わって10年。
この続編、ディアブロが連載開始され、1巻が発売されました。
相当待ってました。手帳の2月5日に◎つけちゃうくらい待ってました。
私が一番続編が読みたかった漫画です。
作家買いはほぼしませんが、高橋さんだけはデビュー作から全部買ってます。
高橋さんの漫画に共通して言えることは、主人公に芯がピシーっと通ってて
そこから発されるエネルギーは有無を言わさず迫るものがあります。
気圧されてしまうくらいみんなかっこいいんですよ。
飯田さんはその最高峰。
とにかくかっこよさを追及した主人公だと思います。
前作の地雷震は、主人公の飯田さんが新宿署の刑事として犯人を追う話です。
飯田さんは躊躇なく犯人を撃ちます。
犯罪を犯した背景がどんなに同情に値するものであっても、法を犯したものには必ず制裁を。
クールでフラット。だけど確実に狂気じみてる。
高橋さんの漫画の中で一番強烈で最強のキャラクター。
そんな飯田さんが戻ってきました。
しかし、なんと飯田さんは視力を失って刑事じゃなくなってた。
はっきり辞職とは書いてないんですけど、それっぽい。
飯田さんが刑事やめる時は死ぬ時だと思っていたので、まじでびっくりです。
物語はそんな飯田さんに石川県警の刑事が助けを求めるところから動き出します。
自分の片目を差し上げますから、飯田さんの協力が必要だと。
今回の事件は、石川県にある小さな島で起こります。
新型インフルエンザのウイルスが蔓延した島を日本政府はパンデミックを恐れ封鎖。
島民を見殺しにします。その生き残った人たちが日本が我々を受け入れて
くれなければ復讐をすると宣戦布告します。
事件を聞いて、飯田さんは目を移植し調査に協力します。
ちょっと待って下さい。
刑事ではなくなった飯田さんが協力する理由って何なのか。
飯田さんは前作を通しても、背景があまり見えない人なんです。
犯人をパクる為なら違法調査もするし、自分を犠牲にもするほど
罪を憎む気持ちの根元は何なのか。詳しくは描かれていません。
断片を見るにそれは複雑そうでいて、案外シンプルなのかもしれない。
でも、正義感とかで括れる感じもしない。
ただ思うのは
躊躇しないのは欠落はあるけど、感情がないわけじゃなくて
自分の中に確固たる善悪があるだけで、それを貫く事だけをしている人。そんな感じ。
それが飯田さんの人生そのものだからなぁ。
だから、刑事やめようが協力する動機としてはそれで充分なのかなぁ。
今回は一般人として描かれるんでしょうか?
もしそうなら、飯田さんに出来ることは何があるんでしょうか。
公安が動いてるような事件にどう立ち向かかえばいいんだろ。
ていうか、もう銃打てないんじゃ…?
刑事じゃないなら人殺しになっちゃうじゃないですか。
既に持ってるだけで銃刀法違反だし。
その上、眼球を移植しても視力が落ちてるのでうまく打てるの?すごい心配。
1巻は序章。
久々に飯田さんの、あの皮肉めいた言葉が聞けて非常に満足です。涙出そうでしたもん。
憎悪や哀しみや狂気。そういうのを描くのがとても上手い方なので
犯人側の動きもとても見応え有だと思います。
前作でもお馴染みだった面々も登場します。1巻では中原医師と彩が出てきています。
時間も前作から数年経っているみたいで彩も大人っぽくなってるのに、
まったく変わらない飯田さん。
相沢はどうしてるんでしょう。是非出てきて欲しいけど。
作家として充分経験を積んだ高橋さんが、
今後飯田さんをどう描くのか楽しみでしょーがない!
あんな主人公を描けるのは高橋さんしかいない!
今回の作品だけ読んでも、楽しめますが前作と併せて読むと面白さは倍増です。
今から2巻が楽しみでしょうがない。あの主人公は誰にも止められねーよ!
■漫画感想文一覧
ミツバチのキス/ 溺れるナイフ/ 星守る犬 /GENGO/ あずみ/ BECK /ベルサイユのばら/
ボーイズ・オン・ザ・ラン /花より男子/ おおきく振りかぶって /私がいてもいなくても
読んだ漫画のレビューを書いてます。
かと思えば、
自分と世の中の微妙なズレを
嘆いてみたり、
恋に思いを馳せたりしています。
無駄に湧き上がる言葉達よ。
記事が長いのは本当申し訳ない。
暇な仕事中とかにちょろっと
見れるようなブログ目指してます。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
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うまくできるかどうかは別ですが。
だから何でも言葉にしてしまいます。
そんな自分に時々疲れます。
私の人生は漫画に彩られ
妄想に支配されている。